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師匠噺
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社/河出書房新社 |
発売年月日 | 2007/04/30 |
JAN | 9784309269450 |
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
ちょっと不思議な落語の師弟関係。芸の世界なのに師匠は弟子に落語を教えないという。しかし落語を教えてもらえない弟子が段々と師匠に似てくる。さて師匠はいったい弟子に何を教えているのか?芸や伝統を伝えるとは?師匠と弟子のつながりとは?これはとても素晴らしい本です。読んで損はありません。
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落語の本はたいてい面白いなぁ。この本は今をときめく人たちとその師匠と両方のことがわかってお得。がぜん落語にいきたくなるし、CDなど聞きたくなります。文体もなんだかだんだん落語調になっていくのがご愛嬌ですね。
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これはヒドい。内容は面白くないはずがないので、魅力的なエピソードもたくさんあるんだけど、なにせこの著者の日本語が下手すぎる(T_T)。 読み返して論ふには変なところがたくさんあり過ぎて辛いので、最終章の「立川談志と立川志の輔」の項から二つ三つ。仮名遣ひは私のに直しますよ。 志...
これはヒドい。内容は面白くないはずがないので、魅力的なエピソードもたくさんあるんだけど、なにせこの著者の日本語が下手すぎる(T_T)。 読み返して論ふには変なところがたくさんあり過ぎて辛いので、最終章の「立川談志と立川志の輔」の項から二つ三つ。仮名遣ひは私のに直しますよ。 志の輔についてこんなことを言ふ。 「誰よりもお客を楽しませて帰したいといふ思ひが人一倍強いからといふことももちろんある。だからこそ志の輔は一流の落語家なのだが、さうせずにはゐられない性分であるといふことも大きい」 これ、何か文章の前半と後半で、「~だが、」と逆説で繋がるやうな意味のことが書いてありますか?「~といふ思ひが人一倍強い」といふことと「さうせずにはゐられない性分である」といふことは反対のことかしらん。 その直後、「(前略)そもそも落語とは何か。(中略)……そんなことを常に考へてゐる。時には脳みそがくたくたになるほど考へ抜く。悩み抜く。自らガッテンできるまで……」 どうです。この無意味な強調。(落語に関する根源的な意味を)常に考えてゐる、といふことを書くのに、こんなヘタクソな日本語も珍しいのではないか。 最後の一文。 「師匠より長生きするのも弟子のつとめ。たとへ人並みはずれたチェーンスモーカーであろうとも"立川流の傑作"たる弟子が、そこに抜かりがあるわけがない……」 これでこの項、そして全巻の終りですよ。この2文で一体著者は何が言ひたいのか。ただ単に志の輔が「人並みはずれたチェーンスモーカーであ」る、といふことを提示したいのか。この弟子が「立川流の傑作」であるから「師匠より長生きする」といふ「弟子のつとめ」を果たすのに「抜かりがあるわけがない」といふ文章は一体何を表すのか。読者は何も納得できないまま「ふーん」と本を閉じるしかないではないか。 こんな調子で全巻に亙つて意味不明な表現や不適切な紋切り型の表現が頻出する。繰り返すけど、題材は面白くないわけがない。実際、取材した師匠と弟子の言葉をそのまま引き写してある部分の多くは魅力的なのだ。著者の地の文になるとかうまで破綻するといふのが、なんともいたたまれないところであります。
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