商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ゴブリン書房/ゴブリン書房 |
発売年月日 | 2007/04/16 |
JAN | 9784902257106 |
- 書籍
- 児童書
かかし
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かかし
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
優しい絵本でした。 おじいさんの孤独な気持ちがかかしとの不思議な交流で相手を思いやる気持ちが生まれていく。 そして若者との出会いにより、心が通い合う嬉しさを知ってしまったおじいさん。別れる最後の日に、ここで一緒に…とうまく言えない、断られると怖い…でも勇気を出して相手に伝える…...
優しい絵本でした。 おじいさんの孤独な気持ちがかかしとの不思議な交流で相手を思いやる気持ちが生まれていく。 そして若者との出会いにより、心が通い合う嬉しさを知ってしまったおじいさん。別れる最後の日に、ここで一緒に…とうまく言えない、断られると怖い…でも勇気を出して相手に伝える…あの場面はグッときました。 人は孤独では生きていけない、人と人、心が通い合って初めて生きていけるのではないかと思いました。
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心に残る絵本でした。 一人ぼっちの年老いた農夫が、古い布切れに藁をつめ、かかしを作りました。 頭を作り、くつをはかせ、やがてかかしは農夫にとって、大切な存在になっていくのでした。 そんなある日、一人の青年が農夫のもとを訪れます。青年は小さい頃、家族を失ったといいます。 年老い...
心に残る絵本でした。 一人ぼっちの年老いた農夫が、古い布切れに藁をつめ、かかしを作りました。 頭を作り、くつをはかせ、やがてかかしは農夫にとって、大切な存在になっていくのでした。 そんなある日、一人の青年が農夫のもとを訪れます。青年は小さい頃、家族を失ったといいます。 年老いた農夫は、少しずつ、ためらいながらも青年を受け入れていきます。 孤独を知っているもの同士だからこそ、通じあえたのかも知れません。 農夫と青年が出会えて、よかった。 その橋渡しをしてくれたのが、かかしだったのでしょうね。
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どんどん心を開いていくおじいさんの変化が見どころなのだと思いますがが、心温まる話というより、私はおじいさんの寂しさに切なくなりました。 かかしを大切に思い、癒されていたけれど、やっぱり共感したり反応が返ってくる生身の人間が居ることは幸せなんだと感じます。 それを知った今、少年はず...
どんどん心を開いていくおじいさんの変化が見どころなのだと思いますがが、心温まる話というより、私はおじいさんの寂しさに切なくなりました。 かかしを大切に思い、癒されていたけれど、やっぱり共感したり反応が返ってくる生身の人間が居ることは幸せなんだと感じます。 それを知った今、少年はずっと居てくれるのだろうか、とその先が気になります。
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