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神は妄想である 宗教との決別
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神は妄想である 宗教との決別

リチャードドーキンス【著】, 垂水雄二【訳】

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神は妄想である 宗教との決別

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/05/25
JAN 9784152088260

神は妄想である

¥3,080

商品レビュー

3.5

51件のお客様レビュー

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2024/09/23

一生に一度は読んでおきたい本、ようやく読めた!長い上にある程度知識ないと理解し難く、文章も難しい。事前に『創造論者vs.無神論者』を読んでおくと前提知識が入るので分かりやすいと思う。おすすめ。 ドーキンスがありとあらゆる角度から「神はいない!」と有神論と宗教をボコボコにしていく...

一生に一度は読んでおきたい本、ようやく読めた!長い上にある程度知識ないと理解し難く、文章も難しい。事前に『創造論者vs.無神論者』を読んでおくと前提知識が入るので分かりやすいと思う。おすすめ。 ドーキンスがありとあらゆる角度から「神はいない!」と有神論と宗教をボコボコにしていく本。ちなみに仏教などは倫理扱いなので主に一神教の話。 「神を信じる人がいてもいいじゃん」と思う人もいるかもしれないが、、人工中絶の廃止や学校で進化論を教えるな創造論を教えろ、と実生活にも結びついていくのがアメリカ。また、子供が自分の頭で考えることができないうちから信仰心を植え付けることは虐待であるとも主張している。 この根深い問題、他の関連書籍も読んでもっと理解を深めたいと思う。

Posted by ブクログ

2023/10/04

 長く教会に通ってきた。10代の頃から。その間、ずっと疑問に思っていたことがあった。ヒトラーはあれほど残虐な政治体制をなぜ、生み出し得たのだろうか。ベトナム戦争は今も続く被害を出しながら、長きに亘って休戦に至らなかったのはなぜだったのか。アジア・アフリカでたびたび起きる戦争とその...

 長く教会に通ってきた。10代の頃から。その間、ずっと疑問に思っていたことがあった。ヒトラーはあれほど残虐な政治体制をなぜ、生み出し得たのだろうか。ベトナム戦争は今も続く被害を出しながら、長きに亘って休戦に至らなかったのはなぜだったのか。アジア・アフリカでたびたび起きる戦争とその犠牲者・餓死者は多く子どもである。そして今、ウクライナで戦争中である。平和を多くの人が祈り続けている。身近な体験では、敬虔な信仰を持っていたと思う人が、その家族を殺してしまった。うつ病が原因だったと聞いた。神はなぜ、止めてくれなかったのだろうか。いつも深く胸に引っかかってきた。  これを読んで心から納得してしまった。神はいないのだ!誰にも言ってないけれど。

Posted by ブクログ

2023/09/18

神は存在しない。本書の論旨はこの一言に尽きるが、やや舌鋒が鋭い印象を受ける。神は存在しないことはうすうす感じながらも、宗教は人の行いを善くする動機付けなどもたらすのではないか?しかし、筆者はこの立場も肯定しない。宗教上の原理主義者たちは、自分は聖典を読んだのだから自分の考えは正し...

神は存在しない。本書の論旨はこの一言に尽きるが、やや舌鋒が鋭い印象を受ける。神は存在しないことはうすうす感じながらも、宗教は人の行いを善くする動機付けなどもたらすのではないか?しかし、筆者はこの立場も肯定しない。宗教上の原理主義者たちは、自分は聖典を読んだのだから自分の考えは正しい、信仰は変わることがないという立場をとる。一方、科学は証拠について調査・研究を行ったうえで真実だとみなし、しかもその真実は更新されていく。宗教は科学の進歩を妨げ、人間の尊厳を踏みにじる。思い切った主張のように思える。 主張が鋭いと感じるのは、矛先がは主に一神教に向けられている故か。アメリカでは95%の人が死後の世界を信じているそうだ。共和党の主な支持母体であるキリスト教原理主義の勢力も侮れない。こうした背景があるのだろう。 さて、宗教が過去の歴史として語られる日はいつか来るのだろうか。

Posted by ブクログ

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