商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
| 発売年月日 | 2007/03/14 |
| JAN | 9784062756754 |
- 書籍
- 文庫
源氏物語(巻3)
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源氏物語(巻3)
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商品レビュー
4.4
18件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前巻読了から間が空いてしまった。 おさらいもしつつ、読み始めてみれば自分が手を出したばかりに流罪になりそう故の都落ちなのに、女性陣を中心に散々嘆き別れを惜しまれ、いやいやいや!見境ない行動のせいだから!自業自得だろうが!何を嘆くことがあるか!などと突っ込まざるおえない笑 前巻で遂に手を出された紫の上も、言葉にせずとも一緒に連れていってくれアピールをする…が、さすがの源氏も全財産と共に置いていく。なんというギャルゲー。 あの源氏が須磨にいるらしいと聞き、近くの明石に住む娘を源氏に差し出せたらな、と考えた入道がその娘の母にこの話をしたところ、 「まあ、とんでもないことを。京の人の話では、源氏の君は御身分の高い奥方たちをたくさんお持ちの上に、まだそれでも足らずに、ひそかに忍んで帝の御寵愛のお方とまで過ちをお起こしになって、こうまで世間で騒がれていらっしゃるというではありませんか。〜」 ごもっともで笑った。 「〜そういうお方が、どうしてこんな賎しい田舎者にお心をおとめになる筈があるでしょう」p78 奴は女と見れば殆ど見境がないので大丈夫ですよ、と物申したい笑 「いくら御立派なお方とはいえ、娘の初めての結婚だというのに、どこの親が罪を蒙って流されていらっしゃったようなお方を、わざわざ婿にと思いましょう。それにしても、源氏の君が娘にお心をとめて下さるようならばともかく、冗談にもそんなことのあろう筈があるものですか」p79 この物語にも常識人は存在したのか笑 紫の上が嫉妬して田舎者を馬鹿にする発言をしたり、対して機嫌取りとして源氏が、(明石の)子を殺す訳にもいかないし、という冗談を言っているのがなんだか恐ろしい。 ●須磨 前巻にて、朱雀帝最愛の朧月夜の尚侍との関係がばれ、源氏は官位を剥奪。いよいよ流罪だろうと思われ、その前に自ら都落ちしようと須磨へ。ある時、謎の暴風雨。 ●明石 暴風雨で寝所が破壊され、なかなか寝付けなかったものの、眠ってみれば夢に桐壺院が現れ、すぐこの浦を立ち去るべしというお告げ。その明け方、明石の入道が同じく、何かお告げのようなもので今日今すぐ源氏を船で迎えに行くべしと言われたらしく、暴風雨の翌日にも関わらずすんなり辿り着いた。 そのまま入道らはヤキモキし、源氏はさすがに都落ちして反省している身なのだから女は…としばらく抵抗していたものの、結局明石の娘と結ばれ、妊娠。 その頃、帝の体調不良が続き、これは源氏に厳しくしすぎた罰かもしれないと、あっさり赦免。 源氏は嬉しいやら悲しいやらで都に戻る。 ●澪標 明石で女の子誕生。源氏は喜ぶも、紫の上の機嫌取り。六条の御息所が病床につくようになり、出家。源氏が見舞いに行くも、返事すらままならない。自分が死んだら前斎宮の後見をしてくれ、でも愛人にはするなよ、と釘を刺しつつも頼む。(実は源氏は狙っていたため、やりきれなくなった)その後、数日で他界。 朱雀帝が前斎宮を院の御所に迎え入れたいと狙っていたら、源氏がそれを察知し、藤壺の尼宮と計り、冷泉帝の妃として入内させる。(藤壺がご執心を知らなかったふりして遺言をたてにさっさと入内させて、事後報告しちゃいなさい、と言っているのが面白い) ●蓬生(よもぎう) 末摘花が源氏に忘れられて貧窮が底をついてきたため、家を売って小さい所に住んだらどうか、家財を売ったらどうか、などと言われても全て拒否し、源氏を待ち続けた。女房たちなども見限って、次々に去っていく。そんな中、たまたま源氏が荒れた屋敷に見覚えがあり訪ねてみると、末摘花が源氏をずっと待っていたというので感激し、経済的に一切の面倒をみることにして、去った者も慌てて戻ってきたりと、元通りになる。(以前のように性的交渉はしようとしない) ●関屋 空蝉は源氏への想いを断ち切ろうと夫の単身赴任に伴って京から離れていたが、また源氏と再会し、度々便りが届くようになる。夫は高齢だったため亡くなり、寡婦になった継母に継息子がしきりに言い寄るためうるさく、出家。 ●絵合 前斎宮が入内。官中で絵合の会が催され、名画が色々と出品されたが、最後に源氏の須磨の絵日記が出されて勝利。 ●松風 二条の東の院に花散里を迎え、さらに明石も迎えたい。明石の君を京へ連れてくるようにしきりに言っていたが、高貴な女たちとの競走が恐ろしく、決心がつかない。入道が人任せにしてあった自分の土地や邸を大修理し、そこへ明石の君母子と、付き添いに入道の妻も行かせる。紫の上を想いつつも、月2回ほど源氏も訪れ、可愛がる。
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瀬戸内寂聴さんの源氏物語、「須磨」「明石」あたりがとても素敵だというのをどこかで聞いて、読んでみた。ウェイリー版、角田光代版などを主に読んでいたため、それらに比べとても平安雅な(イメージの中の)文体が煌びやかだった。巻末に寂聴さんによる帖ごとのおおまかなあらすじや解説が付いてるの...
瀬戸内寂聴さんの源氏物語、「須磨」「明石」あたりがとても素敵だというのをどこかで聞いて、読んでみた。ウェイリー版、角田光代版などを主に読んでいたため、それらに比べとても平安雅な(イメージの中の)文体が煌びやかだった。巻末に寂聴さんによる帖ごとのおおまかなあらすじや解説が付いてるのも嬉しい。ただこの雅な敬語体は現代小説としてガツガツ読んでいくには慣れていない自分には少々きつかった。
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巻一、巻二、巻三と読んで1番面白かった 今の倫理観で読んじゃうと色々ツッコミどころがあるけど 平安時代の貴族の色々が興味深い
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