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記憶の書
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記憶の書

ジェフリーフォード【著】, 貞奴, 金原瑞人, 谷垣暁美【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会/国書刊行会
発売年月日 2007/01/23
JAN 9784336048127

記憶の書

¥2,750

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2019/04/10

「白い果実」から8年後,ウィナウでそれなりに落ち着いて暮らしていたクレイ.ウィナウの人々を襲ったビロウによる攻撃,眠り病.その治療薬を求めてビロウを追い求める旅に出る.それは,ビロウの過去(記憶)への旅であり,クレイ自身の愛の遍歴でもある.記憶の書にまつわる考察は,心理学など持ち...

「白い果実」から8年後,ウィナウでそれなりに落ち着いて暮らしていたクレイ.ウィナウの人々を襲ったビロウによる攻撃,眠り病.その治療薬を求めてビロウを追い求める旅に出る.それは,ビロウの過去(記憶)への旅であり,クレイ自身の愛の遍歴でもある.記憶の書にまつわる考察は,心理学など持ち出すまでもなくなかなかに面白い.また,今回もどうしようもないクレイの行動にイライラしていたが,ビロウの息子となった魔物ミスリックスの純粋さに癒された.

Posted by ブクログ

2013/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少し文章が端的だなっと思ったら、翻訳者が違っていた。ショック・・・・ 人の頭の中に世界が合って、愛しい人を見つけてまた溺れるっという主人公。相 変わらず変わらない性格だな~っと思いつつ。そこがまた面白かったりもする。 彼の頭の中では愛しい人は人として表現されるが、実は彼が切望して、やり始めると辞められない代物だったり、それを示す行為の表現も面白かった。 そして、すぐ堕落してしまう主人公とは別の主人公、悪魔の人間は、見た目は悪魔だけど、礼儀正しい人として素敵な存在。このギャッップもまた面白い。 ただ、今回は少々狭い世界だったと思う。そして驚きもあまり無く、面白い世界観なので4。 備忘録: クレイが平和の地に移り住むが自分が傷つけた愛した人からは目もみてくれず、反省と懸命に自分なりに生きる。そんなときその地の人々が奇病に係り、以前居た廃墟の地へ行き、彼らの治すための薬を探すたび?というかビロウの頭の中。

Posted by ブクログ

2011/11/03

読了。 リライトした人が変わったからか、クレイの印象が前作よりもフレンドリーになった。 これでもかと繰り広げられる、幻想につぐ幻想はこの作品でも健在だ。 続編の『緑のヴェール』も読みたいなぁ。

Posted by ブクログ

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