商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/11/25 |
JAN | 9784042961017 |
- 書籍
- 文庫
壜の中の手記
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壜の中の手記
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初のジェラルド・カー…
初のジェラルド・カーシュ本(短編集)。奇抜で特異なストーリーが多く、好みにもよるけれど、残酷な結末を淡々と展開させる手法に強引に引き寄せられた感がした。私的には「ねじくれた骨」と「骨のない人間」が特に秀逸で、「ねじくれた骨」の結末には、不幸と不条理の極みに触れた気がして我が身を洗...
初のジェラルド・カーシュ本(短編集)。奇抜で特異なストーリーが多く、好みにもよるけれど、残酷な結末を淡々と展開させる手法に強引に引き寄せられた感がした。私的には「ねじくれた骨」と「骨のない人間」が特に秀逸で、「ねじくれた骨」の結末には、不幸と不条理の極みに触れた気がして我が身を洗浄したくなった。
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短編集。 何の予備知識もなく買った本が大当たり。 ホラーのようなミステリのような、SFのような、独特の雰囲気。 若干の読みにくさはあるけど、それ以上に面白い。 表題作の他、「豚の島の女王」「凍れる美女」「骨のない人間」「ブライトンの怪物」「死こそわが同志」と好きな作品ばかり。 イ...
短編集。 何の予備知識もなく買った本が大当たり。 ホラーのようなミステリのような、SFのような、独特の雰囲気。 若干の読みにくさはあるけど、それ以上に面白い。 表題作の他、「豚の島の女王」「凍れる美女」「骨のない人間」「ブライトンの怪物」「死こそわが同志」と好きな作品ばかり。 インパクトのある結末が魅力のSF短編、「骨のない人間」が個人的ベスト。
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意外に拾い物だった。作品集なんだけど、山師のようないかがわしい男がよく登場する。作品自身も人をくったような不思議な話が多い。でも魅力的。私はハマった。 以下気に入った作品 『ブライトンの怪物』 漁村で発見された人魚とされる男は実は……このオチは簡単には予想できないと思う(日本人...
意外に拾い物だった。作品集なんだけど、山師のようないかがわしい男がよく登場する。作品自身も人をくったような不思議な話が多い。でも魅力的。私はハマった。 以下気に入った作品 『ブライトンの怪物』 漁村で発見された人魚とされる男は実は……このオチは簡単には予想できないと思う(日本人としては複雑になるオチだけど)。二段階で驚かせてくれる。 『破滅の種子』 詐欺師まがいの古物商が呪いの指輪として売った宝石が人から人へ手渡っていくうちに…… 『時計収集家の王』 時計狂いのニコラス3世に仕えていた時計技師が語る驚きの物語
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