1,800円以上の注文で送料無料

ドリアン・グレイの肖像 光文社古典新訳文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

ドリアン・グレイの肖像 光文社古典新訳文庫

オスカーワイルド【著】, 仁木めぐみ【訳】

追加する に追加する

ドリアン・グレイの肖像 光文社古典新訳文庫

858

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2006/12/15
JAN 9784334751180

ドリアン・グレイの肖像

¥858

商品レビュー

4.3

58件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/02

はい、というわけでとどめは『ドリアン・グレイの肖像』ですよん オスカー・ワイルド唯一の長編小説です でもってたぶん読んだことあるなこれ はるか昔だけど レビューどうすべ? うーん、凄い やっぱ凄いね いろんな取り方ができる物語なんよね で、それってたぶん読むたび変わったりす...

はい、というわけでとどめは『ドリアン・グレイの肖像』ですよん オスカー・ワイルド唯一の長編小説です でもってたぶん読んだことあるなこれ はるか昔だけど レビューどうすべ? うーん、凄い やっぱ凄いね いろんな取り方ができる物語なんよね で、それってたぶん読むたび変わったりするんだろうなって感じよ テーマのひとつは間違いなく「善」と「悪」だと思うんよね まぁ、この物語から「善」と「悪」みたいなことを抜き取ってる時点でとてつもなく浅いんだが、まぁいいじゃない 学者先生でもなんでもないんだから浅くたっていいじゃない よくコントとかであるやん 財布を拾った人の前に天使と悪魔が現れてーみたいな奴 あれのとんでもなく崇高なバージョンなんじゃね?とか思ったりしましたw で、結局悪魔の言い分に耳を傾けちゃうわけね そっちのが楽しいから で散々堕落して悪行の限りをつくすんだよ そしてある時気付くわけ あーなんて自分はひどい奴だったんだ これからは悔い改めて善人になりますのでどうかお許し下さいとね 許されるか!(# ゚Д゚) という物語です あ、そうだ 翻訳の話ね 正直言ってだいぶ後半の方まで翻訳に注目して読んでたの忘れてました 物語に夢中になってたってのもあるんだけど、めちゃくちゃクセのない訳文で全く引っかかるところがなかったってのが大きかったです なんていうかほんとに平坦な感じ? 後から考えてこれってたぶんノンフィクション系の方だからかな?って思いました 淡々とした語り口 この特徴がない文章ってのが、逆にものすごい特徴的だなって これが本作に合ってるかどうかっていうと、ちょっと疑問に感じなくもないんだけど、どちらにも引っ張られないという意味ではありなんかな〜 うーん、分からんw はい、海外文学を読む時に訳者さんに注目するのもありだよってテーマでオスカー・ワイルドを読んでみたわけなんですが、所詮原文にあたったわけでもないし、あたる能力もないので話半分で聞いてもらった上で、そんな視点も面白いかもねって思ってもらえたら嬉しいな〜 いじょ!

Posted by ブクログ

2023/05/31

なんとなくストーリーを知っていたせいで読まずに来てしまったもののひとつ。 しかし、美しさとは何か。内面の美しさこそ真の美しさではと思いつつ、やはり表面的な美しさには抗いたがいものがあるよね。誰だって若く美しいままでいたいだろう。 退廃的な美に飲みこまれぬように。 しかし、そもそも...

なんとなくストーリーを知っていたせいで読まずに来てしまったもののひとつ。 しかし、美しさとは何か。内面の美しさこそ真の美しさではと思いつつ、やはり表面的な美しさには抗いたがいものがあるよね。誰だって若く美しいままでいたいだろう。 退廃的な美に飲みこまれぬように。 しかし、そもそもの元凶(といっていいのかどうか)はヘンリー卿では??ものすごく魅力的でとんでもない毒を撒き散らしてさ!

Posted by ブクログ

2023/05/13

『幸福な王子』『サロメ』を残したアイルランド出身の詩人、作家、劇作家・オスカー・ワイルド唯一の長編小説。 「美」と「若さ」をテーマにすえた、強烈な寓話的物語。ところどころに散りばめられている、作者の鋭い人生論的言及をメモメモ。ヘンリー卿のシニカルなワード・パワー、ドリアンのサス...

『幸福な王子』『サロメ』を残したアイルランド出身の詩人、作家、劇作家・オスカー・ワイルド唯一の長編小説。 「美」と「若さ」をテーマにすえた、強烈な寓話的物語。ところどころに散りばめられている、作者の鋭い人生論的言及をメモメモ。ヘンリー卿のシニカルなワード・パワー、ドリアンのサスペンス味を増す後半の展開に引き込まれつつ、人生の実相に思いを馳せる。あらすじや結末が知られながらも、多くの人を惹きつけ続け、読まれ続けるのは納得。本翻訳の良し悪しはちょっとわからないのだけれど、他翻訳でもぜひ読んでみたいし、繰り返しの読書に耐える作品だ。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品