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パラサイト・イヴ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2007/02/01 |
| JAN | 9784101214344 |
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パラサイト・イヴ
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パラサイト・イヴ
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商品レビュー
3.6
68件のお客様レビュー
▼秋田県立大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://libwww.akita-pu.ac.jp/opac/volume/506052 【生物資源科学部アグリビジネス学科 横尾正樹先生のご推薦】 「ミトコンドリア」と聞くと、生物の授業で覚えた「細胞のエネルギー工場」という...
▼秋田県立大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://libwww.akita-pu.ac.jp/opac/volume/506052 【生物資源科学部アグリビジネス学科 横尾正樹先生のご推薦】 「ミトコンドリア」と聞くと、生物の授業で覚えた「細胞のエネルギー工場」というイメージが浮かぶかもしれません。でも、もしそのミトコンドリアに“意志”があったとしたら――? 本書『パラサイト・イヴ』は、ミトコンドリアという実在の細胞小器官をテーマに据えながら、生命の起源や進化、意識とは何かという根源的な問いに挑むサイエンス・ホラー小説です。科学的知識に裏打ちされたリアルな描写と、想像を超えるストーリー展開が融合し、「生物」を学ぶ視点に刺激を与えてくれます。 研究者として科学と向き合う姿、そして科学が想像を超える現実を生む可能性――その両方を、小説という形で体感できる貴重な一冊です。『ミトコンドリアのちから』と合わせて読むことで、事実とフィクション、研究と物語、それぞれの面からミトコンドリアの奥深さに触れることができるでしょう。生命科学に興味のある人はもちろん、「物語で科学を考えたい」という人にもおすすめです。
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「パラサイト・イヴ」は、ミトコンドリアという細胞内小器官をテーマに据えた、斬新なSFホラーです。生物学への興味から読み始めましたが、単なる知識の羅列に終わらず、生命の根源的な問いを投げかけてくる物語に引き込まれました。 物語は、主人公・利明の妻・聖美の謎の急死から始まります。冒頭...
「パラサイト・イヴ」は、ミトコンドリアという細胞内小器官をテーマに据えた、斬新なSFホラーです。生物学への興味から読み始めましたが、単なる知識の羅列に終わらず、生命の根源的な問いを投げかけてくる物語に引き込まれました。 物語は、主人公・利明の妻・聖美の謎の急死から始まります。冒頭のこの衝撃的な出来事が、物語全体を覆う不気味な雰囲気を作り出しています。死後、聖美の臓器はドナーとして提供されますが、利明はまるで何かに取り憑かれたように、聖美の肝臓の培養に取り組み、「聖美は生きている」と信じようとします。この常軌を逸した行動は、後に聖美の肉体を乗っ取った**「イヴ」の思惑とも絡み合い、読者に生命の定義**を問いかけます。 一方、聖美の腎臓のレシピエントとなった少女・真理子の物語が並行して展開されます。彼女は幼い頃、腎移植に対する無知な偏見と言葉の暴力に深く傷ついた経験を持ちながらも、二度目の移植に踏み切ります。しかし、移植後、真理子は「何か良くないもの」の気配を感じ始め、「誰かがここに来る」という予感に怯えます。この真理子の不安は、読者にも細胞レベルの侵略の恐怖をリアルに感じさせます。 聖美の回想シーンは、自我を乗っ取られる恐怖が鮮烈に描かれています。「自分でした覚えがないのに、身体が勝手に動く」という描写は、自己と他者の境界線、そして意識と肉体の関係性が崩壊していくホラーとしての本質を突いています。 クライマックスでは、ついにミトコンドリア、すなわち**「イヴ」が人類に宣戦布告します。「私の子供たちがあなたたちを滅ぼす!」という言葉は、かつて共生関係を結び生命の進化を支えた存在が、今や人類を支配し、淘汰しようとする敵へと変貌したことを示します。利明の精子**を獲得するための「罠」や、受精卵を育てる母体として真理子の適合性を利用しようとする展開は、生物の根源的な生殖本能と結びつき、さらに恐ろしさを増します。 最後に引用された一節は、この小説のテーマを最もよく表しています。 進化とは自らと全く異なるものと共に暮らす過程で起こるものだ。相手が生命体のときもあれば環境のときもあるだろう。その場所が地球なのか、別の惑星なのか、それとも細胞の中であるのか、それはわからない。だが新しい共生関係を作り上げることができたとき、ヒトはさらに一歩進んだ世界を手に入れることができるのだろう。
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途中のシーン興奮し過ぎてほぼ官能小説として読んでる。やばい。大いなる存在に翻弄される人類って、良いな♪
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