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ファーザー・クリスマス サンタ・クロースからの手紙
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ファーザー・クリスマス サンタ・クロースからの手紙

J.R.R.トールキン(著者), ベイリー・トールキン(編者), 瀬田貞二(訳者), 田中明子(訳者)

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ファーザー・クリスマス サンタ・クロースからの手紙

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商品詳細

内容紹介 「サンタ・クロースからの手紙」に未収録の部分を含め、手紙の全文が紹介されています。サンタのふるえ文字や装飾文字、各所にちりばめられた飾りやイラスト、手作り北極切手や封筒、水彩画の数々、クリスマスを過ごす全ての人に贈る、美しくて豪華な一冊になっています。
販売会社/発売会社 評論社
発売年月日 2006/10/20
JAN 9784566023833

ファーザー・クリスマス

¥3,080

商品レビュー

4.6

10件のお客様レビュー

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2024/12/23

『ファザー・クリスマス~サンタ・クロースからの手紙~』 J.R.R.トールキン 瀬田 貞二 /田中 明子 訳 J.R.R.トールキン、そして瀬田貞二さんと言えば、『指輪物語』(ロード・オブ・ザ・リング)ですよね。(*´︶`*) クリスマスカラーの赤に金字の装丁、中央にはトール...

『ファザー・クリスマス~サンタ・クロースからの手紙~』 J.R.R.トールキン 瀬田 貞二 /田中 明子 訳 J.R.R.トールキン、そして瀬田貞二さんと言えば、『指輪物語』(ロード・オブ・ザ・リング)ですよね。(*´︶`*) クリスマスカラーの赤に金字の装丁、中央にはトールキン氏の描かれた雪の中をプレゼントを入れた袋を背負ったサンタ・クロース。裏表紙には、氏がサンタ・クロースを演出して毎年子どもたちに送っていた手紙の封筒が数枚載っています。とても凝っているその封筒は、カリグラフィーの宛名や切手まで、大人でも嬉しくなる素晴らしいデザインです。 この『サンタ・クロースからの手紙』は(絵本版(1976年初版)、本書(2006年初版))トールキン氏がサンタ・クロースになりとおして、4人のわが子たちに送った手紙をクリストファー・トールキン夫人ベイリーさんによって編纂されたもので、絵本版の瀬田貞二さんの訳から本書の田中明子さんの訳で出版されています。 内容も、絵本版で採録されていなかった1920年から1943年までの4年分が新たに加えられるなど豪華な装丁だけでなく、その内容にもまた魅力がありますね。 そして。その実際のお手紙なんですが。流石トールキン氏、細やかな設定を立てて創造されているような、サンタ・クロースを心から愉しんでいる雰囲気が字体やイラストからも感じられます。 サンタの震える文字や、手紙はサンタからだけでなく、北極グマが書いたユーモアある手紙や、サンタ・クロースの秘書のイルベレス、ゴブリンたちやエルフまで筆跡を変えて登場します。(本当に素敵なお父さん(大人)ですね) 北極グマからのお手紙文を少しだけご紹介。 ”サンタさんは、ひどく急いでて、おれに、まほうの願いごとクラッカーを、1本入れとけと、いった。引っぱるとき、願いごとをするんだよ。 ー ゴツイ字になって、ごめんよ。おれの前足、太いから。おれ、サンタさんの荷づくり、手伝ってるんだ。 おれはね、えらい(北極)クマなの。” イラストにもユーモアや温かみが溢れていて、ページをめくるたびにワクワクします。宝物のような一冊になっています。(*´ω`*) クリスマスに、お子様向ではなく、サンタ・クロースになる大人の方々におすすめですよ〜(*´︶`*)

Posted by ブクログ

2023/12/13

サンタクロースからトールキンの4人の子供たちに書かれたたくさんの手紙を集めたもの。サンタクロースの文字は年寄りなせいで震えているし、北極ぐまはレタリングしたような四角い文字で時々スペルが間違っている。 色を塗られた絵も添えられていて本当に凝っている。 よくこんなに綺麗な状態で保存...

サンタクロースからトールキンの4人の子供たちに書かれたたくさんの手紙を集めたもの。サンタクロースの文字は年寄りなせいで震えているし、北極ぐまはレタリングしたような四角い文字で時々スペルが間違っている。 色を塗られた絵も添えられていて本当に凝っている。 よくこんなに綺麗な状態で保存できたなあ。 この本を読んでいるときに子供から「これは本物のサンタさんが書いたの?」と聞かれたのだが、トールキン家の子供たちにとっては間違いなく本物のサンタクロースからの手紙だよね。

Posted by ブクログ

2022/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クリスマスに読めてよかった。 この本は、『指輪物語』で有名なトールキンが、サンタクロースとして自身の子どもたちにあてて書いた手紙を収録したものです。 大きくなってサンタさんに手紙を出さなくなった子がいれば、新たに生まれてくる子もいるので、1920年から1943年までサンタさんの手紙は続きます。 最後の頃は戦時中で、リクエストされたものを必ずしも用意できなかったことも正直に書かれています。 サンタさんの手紙には、サンタさんの仕事を手伝ってくれるイタズラものの北極グマや赤色や緑色のエルフたち、プレゼントをこっそり盗み取っているゴブリンたちの様子がイラストともに生き生きと描かれていて、連載小説のような面白さ。 子どもたちはサンタさんからの手紙をどれほど楽しみにしていたのでしょうか。 ふんだんに挿入されているイラストは、細部までしっかり描き込まれていて、眺めていても飽きない。 子ども時代の幸福を、親としてこれほどに演出できる幸せ。 永遠じゃないからこそ美しい。

Posted by ブクログ