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走れメロス 角川文庫

太宰治【著】

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商品詳細

内容紹介 「人間失格」「ヴィヨンの妻」を書いた太宰治の青年の友情を描いた作品。青年メロスは暴君ディオニスの暗殺を試みるが、あえなく捕らえられ、処刑される身となってしまう。しかし、処刑される前にどうしても妹の結婚式に出たい!!するとメロスの友・セリヌンティウスがメロスが結婚式に出て帰ってくるまで身代わりになってくれることに…、約束の時を過ぎれば友は自分の代わりに処刑されてしまう!3日間の猶予を与えられたメロスは友のために走る…!
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2007/06/01
JAN 9784041099131

走れメロス

¥398

商品レビュー

3.6

48件のお客様レビュー

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2024/05/15

太宰治が気持ち悪い、イライラするという友人と面白かった、という友人がいたため読んだ。 結論、面白かった。 メロスがロマンチック野郎なのでそれがきもいのはわかるけど、文体はいけた。 私は熱い話に弱いのでどちらも1回ずつ裏切ってしまったと正直に話す誠実さに胸を打たれた。 とはいえ、セ...

太宰治が気持ち悪い、イライラするという友人と面白かった、という友人がいたため読んだ。 結論、面白かった。 メロスがロマンチック野郎なのでそれがきもいのはわかるけど、文体はいけた。 私は熱い話に弱いのでどちらも1回ずつ裏切ってしまったと正直に話す誠実さに胸を打たれた。 とはいえ、セリヌンティウスはもう少し怒るか絶交するかしてもいいとは思う。

Posted by ブクログ

2024/01/08

比較的明るい内容の作品が集まっていると思います。 生と死やダメな人間であるという自覚があるものの、それでも何とかしてやろうといったもがきながらも前向きに生きる(生活する)人達の話が身近に感じました。 何となく気持ちがわかる、代弁してくれている感が太宰作品の面白いところでしょうか。...

比較的明るい内容の作品が集まっていると思います。 生と死やダメな人間であるという自覚があるものの、それでも何とかしてやろうといったもがきながらも前向きに生きる(生活する)人達の話が身近に感じました。 何となく気持ちがわかる、代弁してくれている感が太宰作品の面白いところでしょうか。

Posted by ブクログ

2023/11/18

表題の「走れメロス」は教科書に必ず載っているので知っていたけど、太宰ってこんなにいろいろ書いてたんだ…。知らなかった。 どうしても「人間失格」の暗いイメージが強くてあまりいい印象はなかったけど、思いの外明るい話もあって少し見方が変わった。

Posted by ブクログ

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