商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 現代書館 |
発売年月日 | 2006/12/15 |
JAN | 9784768401019 |
- 書籍
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ハンナ・アーレント
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ハンナ・アーレント
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
哲学書であると同時に彼女の伝記であり人生論でもある。多角的な読み方が出来るが、難解な本でもある。心して読め。
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2020 Jan.9 ハンナ・アーレント入門。彼女の生涯と生きた時代背景また、主要著書についてイラストを交えながら解説。FOR BEGINNERSシリーズはそれぞれ著者が異なるためか、当たり外れがある印象なのだが、これは当たり。アーレントは時代背景が直接著作に影響する。歴史の解説...
2020 Jan.9 ハンナ・アーレント入門。彼女の生涯と生きた時代背景また、主要著書についてイラストを交えながら解説。FOR BEGINNERSシリーズはそれぞれ著者が異なるためか、当たり外れがある印象なのだが、これは当たり。アーレントは時代背景が直接著作に影響する。歴史の解説によりすぎることなく、入門としてちょうどいい情報量でイラストも理解を助けてくれる。また、3部構成のこの本は3部から読んで1部にもどるのがよいといった提案まである。哲学の本を読むにあたって「どこから読めばいいのか?」という課題は常にあるので、このような情報が非常に有益。SNSが万人に行き渡り、愛国主義的な発言を目にする機会が増えてきた中で、ただの過去の出来事ではない、リアリティを持ってアーレントを読むことができるのではないかと思った。 ※以下個人的気づき 「エルサレムのアイヒマン」でアーレントが行ったのは、アイヒマンの判断についてカントの理論を用いて解釈するということだった。哲学を学ぶにあたって、困難だと感じているのは近代哲学で重要なデカルト、カント、ヘーゲルが難解であることだ。しかし、このように起きた出来事に対して適用するという例を見て、カントを学習するにあたっての取っ掛かりを見つけられた気がした。
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ユダヤ人として戦前から戦後に至る混乱期を身をもって体験し、その経験から政治や哲学について深い考察をしているハンナ・アーレントの人物から考え方から、一通りのことが割と平易に学べる一冊。 活躍のピークはもう何十年も前だけれど、今も色あせないその主張(むしろ、現代になりより色鮮やかにな...
ユダヤ人として戦前から戦後に至る混乱期を身をもって体験し、その経験から政治や哲学について深い考察をしているハンナ・アーレントの人物から考え方から、一通りのことが割と平易に学べる一冊。 活躍のピークはもう何十年も前だけれど、今も色あせないその主張(むしろ、現代になりより色鮮やかになっているかも)は、読んでいて非常に読み応えがあり、考えさせられる。 ハンナ・アーレントの言うことは、まるで現代の混乱をも予期しているような気がする。今こそ、もう一度盛んに取り上げられてしかるべき人かもしれない。 入門書としてGOODだと思う。
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