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山の郵便配達 集英社文庫
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山の郵便配達 集英社文庫

彭見明【著】, 大木康【訳】

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山の郵便配達 集英社文庫

781

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2007/06/27
JAN 9784087605310

山の郵便配達

¥781

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2013/11/17

六篇の短編集

本書は、日本では映画版で話題になり、原書の翻訳がかなった。彭見明著、大木康訳、はらだたけひで挿画。 「山の郵便配達(原題「那山 那人 那狗」)」「沢国」「南を避ける」「過ぎし日は語らず」「愛情」「振り返って見れば」の六篇に、文庫版あとがき付。 いずれも秀逸な短編作品で、個人的...

本書は、日本では映画版で話題になり、原書の翻訳がかなった。彭見明著、大木康訳、はらだたけひで挿画。 「山の郵便配達(原題「那山 那人 那狗」)」「沢国」「南を避ける」「過ぎし日は語らず」「愛情」「振り返って見れば」の六篇に、文庫版あとがき付。 いずれも秀逸な短編作品で、個人的には「沢国」が気に入り、再読しました。すべておすすめです。

聖熟女☆ミ

2025/10/12

文革後の中国を描いた短編集を読みました。収録作品は以下の6編。 ●山の郵便配達 ●沢国(たくこく) ●南を避ける ●過ぎし日は語らず ●愛情 ●振り返って見れば 明るい話もあれば少し暗めの話もあって時代の変化に翻弄された当時の人たちの姿をほんの少し思い浮かべることができました...

文革後の中国を描いた短編集を読みました。収録作品は以下の6編。 ●山の郵便配達 ●沢国(たくこく) ●南を避ける ●過ぎし日は語らず ●愛情 ●振り返って見れば 明るい話もあれば少し暗めの話もあって時代の変化に翻弄された当時の人たちの姿をほんの少し思い浮かべることができました。 表題作の「山の郵便配達」は郵便配達を引退する父が仕事を息子に譲る日を書いた作品。忠犬が登場し、犬好きにはたまらない物語でした。犬と郵便配達といえば、私はジャック・ロンドンの『野生の呼び声』を思い出します。ただし、こちらは犬橇ではなく厳しい山岳地帯を人間が重たい郵袋を天秤棒で担ぎ、3日間歩いて配達するので仕事のスタイルは異なります。しかし、スタイルは違ってもこちらの犬も、河を渡ったり山道を登ったりする際に主人を引っ張ったり支えになったりして旅路を人間と供にします。 「沢国」も実直に仕事をしてきた労働者たちの姿が美しく、過剰な演出なく描かれていて印象的な作品でした。以下の一節が特に心に残りました。 みんなやらなければいけないことがたくさんあって、ほかの人たちのいらだちなんかにかまっていられないのだ。いらいらしてきて、自分の手もとの仕事を打ち棄ててやらないからといって、ほかの人が自分の仕事の手を休めることは決してない。風に波がなければ、風だということもわからない。それで細米(シーミー)のいらだちもすぐに鈍ってしまうのだった。漁師たちの偉大な忍耐が、一代、また一代、彼らの子孫を征服してゆく。 (「沢国」p.56〜p.57より)

Posted by ブクログ

2021/05/02

映画を先に見ました。市井の人々のたゆまぬ努力があって、同じような市井の人々の暮らしが守られているのだと感じられた。白紙の手紙を読むシーンには、それをいままで続けてきた父親の温かな気持ちが感じられる。そして大変な道のりとわかりながらも、この仕事を継ぐ息子の静かな決意にも。

Posted by ブクログ

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