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マイ・ロスト・シティー 村上春樹翻訳ライブラリー
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マイ・ロスト・シティー 村上春樹翻訳ライブラリー

フランシス・スコットフィッツジェラルド【著】, 村上春樹【訳】

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マイ・ロスト・シティー 村上春樹翻訳ライブラリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2006/05/10
JAN 9784124034981

マイ・ロスト・シティー

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商品レビュー

3.9

34件のお客様レビュー

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2025/01/02

初期・中期・晩期の傑作短編のうちまだ日本語訳が出ていなかったものを詰め合わせた短編集+ニューヨークという街に関するエッセイ。短編はみごとに5本全て、まごうことなきバッドエンド。しかし「哀しみの孔雀」のハッピーエンド版(おそらく当時出版社に強要されて仕方なく修正したもの。訳して載せ...

初期・中期・晩期の傑作短編のうちまだ日本語訳が出ていなかったものを詰め合わせた短編集+ニューヨークという街に関するエッセイ。短編はみごとに5本全て、まごうことなきバッドエンド。しかし「哀しみの孔雀」のハッピーエンド版(おそらく当時出版社に強要されて仕方なく修正したもの。訳して載せてくださっている)が2,3ページ分付け加えただけなのにクソしょうもない作品に見えるようになってしまうことからは、バッドエンドでしか表現できない美しさのようなものがフィッツジェラルドの作品を支えているように感じてしまう。それは彼の人生そのものともいえるかもしれないが。 個人的には残り火は非常に印象深い作品。物語に一切の救いは無いが、不思議と、俯きながらでも振り返りながらでもいいので残りの人生を歩いて行こうと思えるようになる。とても20代前半で書ける代物ではない。

Posted by ブクログ

2024/10/05

初のフィッツジェラルド。 モダンな中に雰囲気の中にどこか儚さを感じる。 栄光と挫折、光と影。読み応えのある短編集だった。

Posted by ブクログ

2024/05/03

絶望的文学の申し子らしい短編集。『グレート・ギャツビー』などの長編よりも、より彼のテイストが濃い。今作は、狂乱の20年代に華々しく生き世界恐慌とともに30年代に入り、破滅的な最期を迎える彼の人生の象徴ともいえる。

Posted by ブクログ

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