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人事制度イノベーション 「脱・成果主義」への修正回答 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2006/06/20 |
JAN | 9784061498457 |
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人事制度イノベーション
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人事制度イノベーション
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
”サブタイトルは“「脱・成果主義」への修正回答”。成果主義を中心とした日本の人事制度がテーマ。買ってしばらく本棚に差したままにしていたが、ようやく自分にとっての「読みごろ」になってきたかな。 <目的> ・制度見直しへのヒントを得る <トリガーワード> 脱・成果主義、社内人材...
”サブタイトルは“「脱・成果主義」への修正回答”。成果主義を中心とした日本の人事制度がテーマ。買ってしばらく本棚に差したままにしていたが、ようやく自分にとっての「読みごろ」になってきたかな。 <目的> ・制度見直しへのヒントを得る <トリガーワード> 脱・成果主義、社内人材マーケット、フリンジ・ベネフィット制度、マイスター <質問> ・組織にいる人たちのやる気、価値創造につながるには、どんな方針で制度を見直すとよいのか? →若い世代に成果主義給与制度、年代ごとに年齢給の比率を増やしていく 報奨ミリオネア制度 社内人材マーケット制度(手挙げする) 「どの層にフォーカスし、どんなメッセージを伝えるか」 <読書メモ> ・1995年は成果主義元年(p26) ・目標管理主義をベースにしたこの種の評価制度には大きく三つの問題点がある。(p50-54) (1) あいまいな絶対評価の基準 (2) 「目標」の貢献度の違い・難易度の違い (3) 成果を水割りする「相対評価」 ★コンピテンシー…ハイパフォーマーに共通する行動特性(p76) ・異文化に対する感受性がすぐれ、環境対応力が高い ・どんな相手に対しても人間性を尊重する ・自ら人的ネットワークを構築するのが上手い #あー、この3条件は分かるなぁ ・ホテル経営会社の管理職用コンピテンシー評価例(p78-80) 【リーダーシップ】 ・会社方針/事業戦略を達成するために担当部署の短期・長期の業務計画を具体的に作成し、部署や部下を効果的にリードしているか。 ・計画変更や障害克服の場面において、部下に適切な指示・励ましを行っていたか。 (略) 【部下の能力開発】 ・能力開発は自己責任だと自身で自覚しているか。ないし部下にも自覚させているか。 ・部下の強み・弱みについて話し合い、部下の脳力を高めるための措置をとっているか。 #どんな人物像かがわかりやすい。 ・現実問題として中高年に成果主義を強いるのはかなり無理がある。(p94) ・フリンジ・ベネフィット(p106-107) 付加給付。会社が給与以外に社員に支給する健康保険、失業保険、年金、社宅、家族手当、福利厚生費、有給休暇などをフリンジ・ベネフィットという。 ・報奨ミリオネア制度(p123-126) さまざまな報奨金制度を用意し、それに該当する社員に対して個別に対して報奨金をである。(p125) (略) このほか、社員の互戦による次のような賞を設けるのでものもよい ・東京電力 事例8:社内人材マーケット 特定の層に総括すると、次の母親に学ぶ・・・”
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『会社が置かれた状況に合った人事制度を取り入れ、状況の変化に応じて見直すこと。特定の層にフォーカスし、そこに対してはっきりとしたメッセージを送ること。そうすれば、少なくともフォーカスした層の人材は活性化する。残念ながらそこから外れた人材の活性化は望めないが、全体としてみれば会社の...
『会社が置かれた状況に合った人事制度を取り入れ、状況の変化に応じて見直すこと。特定の層にフォーカスし、そこに対してはっきりとしたメッセージを送ること。そうすれば、少なくともフォーカスした層の人材は活性化する。残念ながらそこから外れた人材の活性化は望めないが、全体としてみれば会社の業績を下支えする要因の一つにはなる。それこそが考えうる最良の人事制度だ、と。』 ちょっと古いが、成果主義についての充分な情報が得られた。 ジェネレーション・ギャップ賃金制度、フリンジ・ベネフィット制度、マイレージ制度、報酬ミリオネア制度、中高年コーチ制度、社内ダブルワーク(アルバイト)制度、社内人材マーケット制度、といろいろな人事制度の考え方があることを学べて、いい刺激になった。
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成果主義による人事制度による問題点がまとめられており、それに対する著者なりの解決策(人事制度)を提案している。 成果主義を導入する前に、その知見を知ることができる点は貴重だ。 「成果」が数値目標で表現できないような職種・業種の場合、成果主義を導入しにくいのだけど、「成果」そのも...
成果主義による人事制度による問題点がまとめられており、それに対する著者なりの解決策(人事制度)を提案している。 成果主義を導入する前に、その知見を知ることができる点は貴重だ。 「成果」が数値目標で表現できないような職種・業種の場合、成果主義を導入しにくいのだけど、「成果」そのものを社員に設定させればいいのかなと思った。 その成果と達成度から点数化するとか。 そうすれば、「成果の定義が曖昧だ」っていう声も挙がらないし、「達成し易い目標を立てる人が続出」なんてこともなくなる。
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