1,800円以上の注文で送料無料

オオトリ国記伝(1) 魔物の闇
  • 新品
  • 書籍
  • 児童書

オオトリ国記伝(1) 魔物の闇

リアンハーン【著】, 高橋佳奈子【訳】

追加する に追加する

オオトリ国記伝(1) 魔物の闇

2,090

獲得ポイント19P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 主婦の友社/
発売年月日 2006/06/30
JAN 9784072344590

オオトリ国記伝(1)

¥2,090

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本の戦国時代を模した架空の国が舞台。 隠者の村・ミノの少年トマスは、山できのこを取っている間に村が襲われ家族を喪う。 襲ったのは三邦(中国地方のような場所)のトウハン国。 トウハン国の領主イイダ・サダムは残虐な支配者で、敵に対しても領民に対しても冷酷で粗暴な態度を取り、特に隠者を弾圧していたのだ。 *隠者というのは独自の秘密の神を信仰する人々で、日本でいうところの隠れキリシタンのようなもの。 一人生き残ったトマスは追手に追われ逃げているときに、ふとしたことでイイダ・サダムの馬を驚かし、彼を落馬させてしまう。 面子を潰されたイイダは手練れの部下にトマスを追わせるが、それを助けたのが、オオトリ国の元跡取りであるオオトリ・シゲル。 彼は何者かに殺された弟タケシによく似たトマスにタケオと名付け、養子とする。 しかし、トマス=タケオにはもうひとつ、特殊な能力を持つ部族という集団の血も流れており、彼の運命は複雑にゆらぐ。 そして三邦の西部にあるセイシュウ国(いくつかの小国が集まってできた同盟国)もトウハン国に反旗を翻すための陰謀がある。 イイダ・サダムが妻にしようと画策しているマルヤマ国の女領主マルヤマ・ナオミは、人知れずオオトリ・シゲルと情を通じている。 それを知らないイイダ・サダムは小国の領主の娘・シラカワ・カエデをオオトリ・シゲルと結婚させ、外側からオオトリ国を支配しようとする。 しかし運命は、タケオとカエデを一瞬にして恋に落とし、そして…。 ってところでこの巻は終了。 次巻に続く…はずなんだけど、一巻が出版されたのが2006年。 未だに巻が出版されない。 鳴り物入りで出版される三部作だったはずなのに、何があったんだ、主婦の友社。 どこか別のところに版権譲ってくれないかなあ。 海外で評価高いだけに、続きがとても気になります。

Posted by ブクログ

2011/10/22

2006年以降続きが出ていないらしい…日本が舞台のファンタジーで、さくさく人が死ぬが、結構面白い。続きがないのご残念。

Posted by ブクログ

2008/12/12

外国の方が書いた、非て似る日本の昔話。 絶妙な翻訳が、砂利の音から鍔迫り合いの音まで聞こえるよう。凄惨な場面も、どこか心惹かれるような。 ぐっと色々詰まっているのに、どこかがぽっかりとしてしまう読後感。おそらくは主人公がこの話のなかで、失って失って、失いまくって、とうとう満ちたり...

外国の方が書いた、非て似る日本の昔話。 絶妙な翻訳が、砂利の音から鍔迫り合いの音まで聞こえるよう。凄惨な場面も、どこか心惹かれるような。 ぐっと色々詰まっているのに、どこかがぽっかりとしてしまう読後感。おそらくは主人公がこの話のなかで、失って失って、失いまくって、とうとう満ちたりる瞬間が無かったからかも。 でも★は5つで。続きが楽しみです。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品