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気になる部分 白水Uブックス1087
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岸本佐知子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/白水社
発売年月日 2006/05/25
JAN 9784560720875

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商品レビュー

4.1

105件のお客様レビュー

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2024/09/18

先日読んだ吉田篤弘さんの『おかしな本棚』に登場した1冊。 翻訳家でありエッセイストということでありますが、面白すぎて声出して笑ってしまいました。中でも岸本さんが洋酒メーカーでPR誌の仕事をしていた時のライターさんの事をかいた『ヨコスカさんのこと』と『「国際きのこ会館」の思い出』...

先日読んだ吉田篤弘さんの『おかしな本棚』に登場した1冊。 翻訳家でありエッセイストということでありますが、面白すぎて声出して笑ってしまいました。中でも岸本さんが洋酒メーカーでPR誌の仕事をしていた時のライターさんの事をかいた『ヨコスカさんのこと』と『「国際きのこ会館」の思い出』は爆笑でした。これを読んだら国際きのこ会館に宿泊してみたい!と思って検索したら今はもう閉館しているようでショック(⁠T⁠T⁠) このエッセイの中にも気になる作家さんと小説が紹介されていました。吉田知子さんの短編集『箱の夫』。そして村田喜代子、奥泉光さんなど私の存じ上げない作家さんもいつか読んでみたいです。 岸本さんの第二弾のエッセイ『ねにもつタイプ』は講談社エッセイ賞を受賞しているようなので期待が高まります。是非読まねば!

Posted by ブクログ

2024/08/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

不思議な言葉のセンスが炸裂していて、妙な臨場感もあり、愉快な気持ちで読める本だった。少し時代を感じる箇所もあったが、やはり翻訳について書いてあるエッセイは興味があった。こういう話をもっと読んでみたい。 どこまでもひとりで飛んでいってしまいそうな自由な発想と想像力の豊かさが眩しかった。 会ったこともないらしい川上弘美さんの思い出が綴ってあるのが怖い。ここに書かれているのはとてもミステリアスな魅力溢れた「カワカミさん」だ。ここだけ短編小説を読んでいるような味わいがある。

Posted by ブクログ

2024/07/31

おそろしいことに気がついた。岸本佐知子さんのエッセイ集で未読のがなくなってしまった。これから何を楽しみに生きていけばいいのでしょう。…あ、『わからない』って新刊が出てるみたい。 ■簡単なメモ 【意識的にオフにする】耳と脳をつなぐ回線を意識的にオフにする。おお、それはやったこと...

おそろしいことに気がついた。岸本佐知子さんのエッセイ集で未読のがなくなってしまった。これから何を楽しみに生きていけばいいのでしょう。…あ、『わからない』って新刊が出てるみたい。 ■簡単なメモ 【意識的にオフにする】耳と脳をつなぐ回線を意識的にオフにする。おお、それはやったことがなかった。いろんなものをオフにして楽しんできたけど。今度試してみよう。戻れなくなったらどうしよう。 【一週間】一週間の歌はたぶんみんなへんやと思ってると思う。 【ガミネタ】「ガミネタ」って何? 【気になる部分】そこだけが気になり全体が見えなくなるというのはけっこうあったりします。「それ」が本体のように思えてきます。 【猿の不安】ここはもしかしたら架空の世界かもしれないという不安はけっこう多くの人が抱いたことがある不安かもしれません? 【サントリー】著者が勤務していたという洋酒メーカーはサントリーやと思う。「やってみなはれ」 【笙野頼子】前から読もうと思いつつなかなか手が出ない作家。岸本さんオススメのようなので思いきって手を出してみるか? 【透明人間】文楽の黒子になったらかえって目立ちそう。 【萩の月】有名な仙台銘菓。今はどうかしらへんけどいっときは仙台行ったらなにはともあれ萩の月の確保が最重要クエストやった。 【ひとり尻取り】だんだんルールが増えていって二進も三進もいかなくなった架空のゲームはたうさんあります。 【一人の男が飛行機から飛び降りる】バリー・ユアグロー著。岸本さんの1996年のベスト3に入ってるそうです。ぼくもちびちびと読みました。というか、一気に読もうとしたらけっこうしんどいです。 【ビラびらしたやつ】江戸の火消しが屋根の上で振り回してるアレ。ぼくもずっと疑問に思ってます。 【双葉状の突起物】赤塚不二夫のマンガの人物の口の中についている。そういやニャロメの絵を描くときなんかに必ず描いていたなあ。まあ、舌なんでしょうけど。今でもニャロメとケムンパスとべしは上手に描けます。 【ベイカー】ニコルソン・ベイカー。とりあえず『中二階』と『室温』は読んでみようと思いました。 【ホクロ】社長の額の真ん中にあるホクロ。押すのを我慢してた岸本さんのようですが、ホクロではないのですがボーッとしてるときに押してはいけない突起物を押してしまい、平謝りに謝ったことがあります。 【ポジティブ・シンキング】まあ、食傷気味ではあります。 【マイナーな人】負け組? さあ、それはどうでしょ。超勝ち組もまたマイナな人でしょう。 【マタンゴ】子どもの頃、恐怖に震えた。 【ミルハウザー】ミルハウザーは読んだことのある作品は全部好きなので岸本さんの訳した『エドウィン・マルハウス』も遠からず読みたいと思います。 【ヨコスカさん】不思議な人です。 【吉田知子】前から読もうと思いつつなかなか手が出ない作家。岸本さんオススメのようなので思いきって手を出してみるか?

Posted by ブクログ

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