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町のけんきゅう
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町のけんきゅう
¥1,320
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
一見すごくどうでも良さそうなもの、おじいさんたちの髪型とか、つり革の持ち方バリエーションとか、エアコン室外機の置き方(意外に千差万別!)を、フィールドワークでいっぱい集めて、しかもそれを手描きの絵にして一冊の本に(しかも児童書)まとめるという、真面目にトンチキな本だと思います。 ...
一見すごくどうでも良さそうなもの、おじいさんたちの髪型とか、つり革の持ち方バリエーションとか、エアコン室外機の置き方(意外に千差万別!)を、フィールドワークでいっぱい集めて、しかもそれを手描きの絵にして一冊の本に(しかも児童書)まとめるという、真面目にトンチキな本だと思います。 宝島社のVOWを彷彿とさせる一面も。
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2020.1.18市立図書館 版元のツイッターで今年成人を迎える本として紹介されていて興味を持った。もとは(いまはなき小学生のための月刊誌)「おおきなポケット」1993年4月号に掲載されたものに、新たに大幅にページを増やしまとめた作品とのこと。「カレーのメニュー」「いろいろな植木...
2020.1.18市立図書館 版元のツイッターで今年成人を迎える本として紹介されていて興味を持った。もとは(いまはなき小学生のための月刊誌)「おおきなポケット」1993年4月号に掲載されたものに、新たに大幅にページを増やしまとめた作品とのこと。「カレーのメニュー」「いろいろな植木鉢」「ものの干し方」など町で観察したことをイラストで示していて眺めるだけでも楽しい。 「考現学」入門というとちょっと難しげだけれど、学校や町で身の回りをよく観察・採集して記録・研究するというのはその気になればいつでも始められるし、夏休みの自由研究の参考書としてちょうどいいかもしれない。たしかにもう缶のプルタブが道端にいっぱい落ちている時代ではなくなったし、荷物の運び方もリュッ派激増だし、20年でもずいぶん変わったことあるなぁ、と思いながらみた。
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- ネタバレ
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考現学者の両親とともに初めて町のけんきゅうに行くお話。 失礼ながら、始めはあまり興味をそそられなかったのですが、読み進めるにつれて、「けんきゅう」が細部にわたり、大好きだった妹尾河童さんの「河童がのぞいた」シリーズを思い出しました。 お風呂屋さんに通って下着の統計をとったなんてすごいですね。その場でメモを取ったのでしょうか?覚えて帰ったのでしょうか?これが「男性の下着」のみで、私が現場に居合わせていなかったことに安心しました。観察対象は103人だそうです。 その他、傘や乳母車の使い方等、いろいろなものが描かれています。 子どもの初めての研究を描いた作品と思いきや、内容のほとんどは、親の研究の発表。おもしろいのもこの部分。 最初から親の研究一本で行けば、もっと濃い作品になったのにと思いますが、そうすると児童書にならなかったのでしょうか?
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