商品詳細
内容紹介 | 内容:プラトン対話篇研究序説.ラエルティオス・ディオゲネスの資料.ラエルティオス・ディオゲネスの資料研究と批判への寄与.ギリシア人の祭祀 |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1994/05/10 |
JAN | 9784480080714 |
- 書籍
- 文庫
古典ギリシアの精神
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古典ギリシアの精神
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
解説がわかりやすいところがよかった。逆にいえば、本文は単調で、心に入ってこなかった。 ニーチェにもこんな文章が書ける。しかも、文献学という文脈で、というより、これが本当のニーチェの影だったと思うと、慈しみも湧く。 文献学というものは数学と同じくらいに論理的だと思った。 もう...
解説がわかりやすいところがよかった。逆にいえば、本文は単調で、心に入ってこなかった。 ニーチェにもこんな文章が書ける。しかも、文献学という文脈で、というより、これが本当のニーチェの影だったと思うと、慈しみも湧く。 文献学というものは数学と同じくらいに論理的だと思った。 もう読み返したいとは思わない。事実の羅列は疲れてくる。 ニーチェを全く読んでいない人に紹介したい。 『悲劇の誕生』を前に読んだが、さらに、ニーチェらしくない。 ギリシアを愛していたことはたしかである。 ディオゲネス-ラエルティオスは大学時代に読んだので、それをあのニーチェが論文で、しかも、それがニーチェを有名にしたこともあったのを知り、驚いた。
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古典文献学者時代の論文です。 古代ギリシャ時代の前提知識がないと厳しそうです。 本書に掲載されている論文の一部が称賛されたようですが、大学の業務や授業に負担を感じ始め、徐々に文献学に懐疑が生じ、これと訣別する意思を固めていったようです。 ここから彼の愛した古代ギリシャの精神...
古典文献学者時代の論文です。 古代ギリシャ時代の前提知識がないと厳しそうです。 本書に掲載されている論文の一部が称賛されたようですが、大学の業務や授業に負担を感じ始め、徐々に文献学に懐疑が生じ、これと訣別する意思を固めていったようです。 ここから彼の愛した古代ギリシャの精神をショーペンハウアーの哲学やワーグナーの音楽の中に見い出して、本格的に哲学者へと転向することになっていきます。
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