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ジョナサンと宇宙クジラ 新装版 ハヤカワ文庫SF
924円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
| 発売年月日 | 2006/10/07 |
| JAN | 9784150115845 |
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ジョナサンと宇宙クジラ 新装版
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ジョナサンと宇宙クジラ 新装版
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商品レビュー
4.1
30件のお客様レビュー
以前に買ったが全く読んでいなかったので読了。 いくつかの短編を通して「私だけが感じられる・考えることが出来るなにか」にフォーカスされているような気がした。物語全体がSFでよくあるパターンである「もし〇〇が〇〇だったら?」という疑問点からスタートしているのではなく作者の抱いている気...
以前に買ったが全く読んでいなかったので読了。 いくつかの短編を通して「私だけが感じられる・考えることが出来るなにか」にフォーカスされているような気がした。物語全体がSFでよくあるパターンである「もし〇〇が〇〇だったら?」という疑問点からスタートしているのではなく作者の抱いている気持ちや感情ベースで作られているように私は感じた。 私は個人的には「九月は三十日あった」が一番気に入った。自分だけが感じた気持ちを一番綺麗に消化した結果になったのではないかと思う。
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「九月は三十日あった」☆☆☆☆ 時がたっても大事にしたいものは確かにあって、それがわからない人を見るとその人がとてもつまらなく思えてしまう。 逆にそれを守り続けている人に出会うと、安心感やなつかしさを覚えるものだ。 作中にある「九月」に関する表現はアメリカにおける感覚によるものな...
「九月は三十日あった」☆☆☆☆ 時がたっても大事にしたいものは確かにあって、それがわからない人を見るとその人がとてもつまらなく思えてしまう。 逆にそれを守り続けている人に出会うと、安心感やなつかしさを覚えるものだ。 作中にある「九月」に関する表現はアメリカにおける感覚によるものなので、新鮮さとなつかしさという項で考えると日本では四月にあたるのかなあと変換しながら読んだ。 「魔法の窓」☆☆☆☆ 美しいものを美しいと思えることは美しい。 そしてその力を信じ続けることは現代(作品は50年以上前のものだが)において難しい。 美しかった時代を懐古するような描写をヤングはよく書くけれど、現代を憎んでいるわけではなくて、ただただかつての美しさを思い浮かべて眺めているという感じがする。 切なく心に残る作品だった。 「ジョナサンと宇宙クジラ」☆☆☆☆☆ ヤングは一人の女性を他にはいない特別な存在として描写するのが上手い。 懐かしさと寂しさをまとったようなヒロイン。 クジラの中の世界が温かくて、一度でも行ってみたいと思った。 クジラにとってはたまったものじゃないだろうけど。 「サンタ条項」☆☆ 欧米の童話や迷信をよく知らないのでジョーク等がよくわからず。 「ピネロピへの贈り物」☆☆☆ 異星人が地球での些細な親切に恩返しをする話でほっこりするが、特筆するべきところは見当たらず。 「雪つぶて」☆ これはヤングが書くべき小説ではなかった。 「リトル・ドッグ・ゴーン」☆☆☆☆☆ ご都合主義でも何でもいい。 この作品が大好きだ。 待ち続ける女性と、忠実なペットと、それらの大切さに気付けたヘイズが素敵だ。 コンプレックスから解き放たれたことを示す最後の一文もすばらしい。 「空飛ぶフライパン」☆☆ ほっこり系の話ではあるのだが、マリアンの選択に至る動機が不純というか「逃げ」みたいで手放しでは喜べなかった。 「ジャングル・ドクター」☆☆☆ サリスが手を差し伸べる形にはなっていたが、彼女がリンゼイを野蛮人と罵り続けていたせいで、救いというより立場が上のものによる施しのように見えてしまった。 リンゼイが起こした事故の真相も気になった。 「いかなる海の祠に」☆☆ 幸せな時間が短く、つらい拷問のような日々が長く続くため、読むのがつらかった。 さらにそれが影響してほぼ常に陰鬱で感情的起伏に乏しかったため、盛り上がりに欠けた。 態度が一貫しないデイヴィッドにもがっかり。 「結婚記念日にまにあわせようとしている」ヘレンの様子は心にぐっと来たが、彼女は彼女でよろしくやっていたようでまたがっかり。 ヤングにはたとえ陳腐になってもいいから、王道でロマンティックな物語に仕上げてほしかった。
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SF的な色のあるファンタジー短編集といった趣。 「雪つぶて」「リトル・ドッグ・ゴーン」「空飛ぶフライパン」がお気に入り。 ただ「配偶者に不満を抱く男性が魔法的な女性に魅了される」話が多かったのは気になったかな。
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