商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 2006/10/30 |
JAN | 9784022615190 |
- 書籍
- 文庫
梅原猛の授業 仏教
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梅原猛の授業 仏教
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商品レビュー
4.2
24件のお客様レビュー
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日本の基礎を作った聖徳太子が重んじたのは、法華経だった。これは平安時代に最澄が天台宗として引き継ぎ、鎌倉時代には日蓮の教えにつながっていく。鎌倉時代は、今の日本で最も栄えている宗派が生まれた時代だと筆者は言う。それが浄土宗、禅宗、それから日蓮宗。やがて禅宗は室町、江戸と幕府の厚い保護を受ける。
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ずっと積読されていた本。20年経ってやっと手に取った感じです。洛南中学校で12回にわたって行われた授業をまとめたものらしく、とても優しく、宗教と仏教全般について語ったもの。個人的には日本に色々ある仏教の宗派と自分の菩提寺の宗派である曹洞宗の位置づけが判ったような気がして良かった。全12回の構成は 1.なぜ宗教が必要なのだろうか 2.すべての文明には宗教がある 3.釈迦の人生と思想を考える 4.大乗仏教は山から町へ下りた 5.生活における仏教の道徳 6.討論:人生に宗教は必要か 7.日本は仏教国家になった 聖徳太子、行基、最澄 8.空海が密教をもたらした 9.鎌倉は新しい仏教の時代(1) 法然と親鸞 10.鎌倉は新しい仏教の時代(2) 日蓮と禅 11.現代の仏教はどうなっているのか 12.今こそ仏教が求められている という構成。道徳を身につけるためには宗教が必要。これからは文明の衝突になること。一神教と多神教、多神教である仏教と多神教の多様性を認める心。後は仏教の考え方、11の現代の仏教はどうなっているのかに書かれていたのは、先日読んだ「国家を超える宗教」と同じコンテクストだったような気がする。とても勉強になりました。
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どこかの中学校で梅原先生が講義したものをまとめたもの…すごいなぁ,というか,すごい内容だよ.なぜ人は宗教が必要かすごくよく分かる内容.
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