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宇宙人のしゅくだい 講談社青い鳥文庫
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宇宙人のしゅくだい 講談社青い鳥文庫

小松左京【作】, 堤直子【絵】

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宇宙人のしゅくだい 講談社青い鳥文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:宇宙人のしゅくだい.おちていた宇宙船. 年譜:p161~170
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1981/08/01
JAN 9784061470743

宇宙人のしゅくだい

¥715

商品レビュー

4.5

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2024/05/05
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 小松左京が朝日新聞に連載した子ども向きのほのぼのとしたSF童話が収録されています。  私が初めて本書を読んだ時は、近い将来に核戦争が起こって人類が滅亡するのではないかとパニック状態に陥っていた頃でした。  本書には遠い未来に人類が戦争をやめて平和になった頃を舞台とする童話が多く収録されています。核戦争の恐怖におびえていた当時の私は、本書を読んで少しでも気が楽になったものです。   「"ぬし”になった潜水艦」 は、戦争中にAI搭載の潜水艦が命令を待って待機しているうちに長い年月が経って戦争が終わっていたという話です。  本当に知らない間に戦争が終わっていればいいなあとしみじみ思いました。こういう楽観的な思考は私にはないものでした。私はむしろ悲観的というか、最悪の結果を信じてしまう「最悪思考」を持っていたのでした。だからこそ精神を病んで回復できないうちに時間切れになったわけですが。   「にげていった子」 は、幼い兄と妹がタイムスリップして現れたお母さんの弟と遭遇する話です。その子は名前を書いた防空頭巾を残して消えてしまいました。 「いちばん下の弟だわ……あなたたちのおじさんよ!」 「戦争中、弟は空襲の最中にゆくえがわからなくなったの。八つだったわ」 「あの子はまだ、二十九年前の、戦争の世界の中をさまよってるんだわ。おなかをすかし、家をやかれ空襲においまくられながら……」  核戦争や軍国主義台頭を本気で恐れている私も、戦争や軍国主義の世界をさまよっているようなものです。  或いは、精神を病むことになった中学や高校時代を未だにさまよっているのです。    一番最後の印象的な 「ちいさな星の子」 では、公園となった星に色々な星から子ども達が集まっています。その中で一人、仲間外れになっている子がいたのです。その子は家に帰ってからお母さんに慰められます。 「とても長いこと、星の中で、みにくい、おそろしいあらそいばかりしてたんだって……」 「でも、それもひいおじいさんやひいひいおじいさんのころにおわったわ」 「ひいおじいさん、ひいひいおじいさん……あなたがたが、みにくいあらそいや、おそろしいころしあいの戦争ばかりしてたために、ごらんなさい、ずっとのちのあなたがたの子孫が、宇宙にでてから、とてもはずかしいおもいをしてるんですよ」  今回読み返して驚いたのは、戦争は終わってたんですね。私の記憶の中では、この子の星では未だに戦争が続いているので仲間外れになっていたのだということになっていました。本当に私はマイナス思考で、何でも悪い方に考えてしまいます。今回読み返して戦争が終わっていたことを知ってほっとしました。 OLDIES 三丁目のブログ  小松左京の子ども向きほのぼのSF童話【宇宙人のしゅくだい】   https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/05/03/202516

Posted by ブクログ

2022/05/02

#宇宙人のしゅくだい #小松左京 #青い鳥文庫 #児童書 #読了 SFものに興味。入門編にぴったりの本でした。低学年でも読める易しい文体でありながら科学技術の進歩、環境破壊、核戦争、違う惑星への移住など込められたテーマは重い。イラストがかわいいです。こういうシリーズもっと欲しい!

Posted by ブクログ

2021/07/24

1話が短いことから小学校1年生も読みやすい 小説。 1日1話読むことにより、小説に興味を持ちやすい お話が、沢山詰まっています。 初めて小説を読む人にぴったり‼️‼️

Posted by ブクログ

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