商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2004/07/20 |
| JAN | 9784062125055 |
- 書籍
- 児童書
都会のトム&ソーヤ 2
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都会のトム&ソーヤ 2
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商品レビュー
4
55件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元学校の先生だったという、はやみねかおるの作品を、自分も学校の先生なのに読んだことがないなあ、と思って買って持っていたら、中学一年生(積読しているうちに、もう三年生になってしまったが)の生徒から「先生も都会トム読んでるの! おれも読んだ」と喜ばれた。令和の中学生にも刺さるんだなと思うと、これだけ時間が経っても、同じ何かを共有できたような気がして嬉しい。 創也が追っていた伝説のゲームクリエイター栗井栄太が、コンピュータゲームに限界を感じて、R-RPG(リアル・ロールプレイングゲーム)を作ろうとしていたという展開に割と驚いた。最近流行りの「リアル脱出ゲーム」や「街歩き謎解き」、「TRPG」とか、ちょっと違うかもしれないけど、少し前に流行った「ポケモンGO」や「Ingress」といった位置情報ゲームとかは、街を歩くこと、実際にゲームを体験することがコンセプトになってる。そういう意味で、栗井栄太と同じ発想なんじゃないかと思う。まちとむが書かれたのが2004年だと思うと、先見の明とでもいうもの感じてしまった。 ただ、創也が栗井栄太と出会って、同じように最高のR-RPG「第五のゲーム」を作ることを宣言した動機は、もっと中学生らしいとでもいうものだった。もう一人の主人公、並外れたサバイバル能力を持つ内人との「冒険」が楽しかったからである。 中学校の昼休みを見ていて、今でも面白いなと思うのは、休み時間になるとボールを持って外に出て、昔ながらの外遊びをする生徒たちが、たくさんいることである。3年生になってもボールを投げ合う姿を見ると、まだ子どもだよなと思ったりする。 これだけ時が経っても、まちとむを面白いという中学生がいることは、体を使って外に出て遊ぶ「冒険」の魅力が、まだ、終わってないことを意味しているんだと思う。これを読んで、中学生と共通の話題にできたことが、嬉しかった一冊だった。
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児童書ならではの大胆さに洒脱さを加えることで、大胆な展開がさらに増すという面白さ。 真正面から謎に取り組み、謎を楽しむ。鬼ごっこに音楽室野球に宝探し。堪能しました。
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ついに正体がわかりました。今回は謎解き探偵もののようで面白く読めました。子供はもう5巻下まで読んでいます。ネタばらししないで。。
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