図解雑学 量子力学 絵と文章でわかりやすい！

物理(その他)

• 販売会社／発売会社: ナツメ社/
• 発売年月日: 1995/11/30
• JAN: 9784816319280

商品レビュー

2015/08/25

〈本から〉
原子は、陽子や中性子、電子に分かれる。

原子番号というのは、各原子の原子核にある陽子の数をいう。

原子核は陽子と中性子でできている。
陽子はプラスの電気を持っている。
中性子は電気を持っていない。

ニュートン力学の世界
　モノは連続して動き、無数の値をとる。

量子力学の世界
　１、２、３という整数の値しかとらない。

原子の大きさからすると、原子核と電子の距離は原子核の大きさの約５万倍もある。
原子核の大きさを１ミリとすると、この距離は５０メートルに相当。

陽子１個と電子１個は約2千倍も質量が違う。
電子１８３６個で陽子1個の重さになる。

いろいろな光の性格を考えると、光も量子として考えたほうが都合がいいことが分かった。つまり、光は粒でもあることになる。

「人体は、初めに、量子力学的な波動という目に見えない強い振動の形態をとる。そして、それが集まって、エネルギーの振動や物質の粒子になっていく。（『クォンタム・ヘルス』／ディーパック・チョプラ著・春秋社）」

宇宙がひとつのシステムであり、観測者もまたその観測対象と微妙な相互作用を担っているのだとする。だとしたら、観測者の観測という行為が、波の収縮という結果を招いたとしてもおかしくはない。ここい東洋思想、東洋哲学と量子論、量子力学との類似が指摘できる。

2013/12/21

読書録「図解雑学量子力学」3

監修　佐藤健二
出版　ナツメ社

P128より引用
“しいて、ここから考えをすすめると、量子の世界、つまりミク
ロの世界では、観測によって得られる結果は、不確定なのだ、と
いうことになる。”

　目次から抜粋引用
“モノは何でできている?
　小さな粒の世界
　古典力学と量子力学
　量子力学の世界
　量子をめぐる話題”

　科学を学び教員として活躍する監修者による、量子力学につい
て解説する一冊。
　電子レンジについてから量子力学の発展に貢献した科学者の紹
介まで、図表やイラストを使いわかりやすく書かれています。

　上記の引用は、不確定性原理について書かれた項での一文。
観測するという行いによって、観測対象は影響を受けてしまうと
のことです。ミクロの世界に限らず、何かを観測しようとすれば、
その対象が影響を受けてしまうことは、あるように思います。
特に人の行動の観測などは、観測していることがわかってしまう
と、行動が変化してしまいそうです。
　調べれば調べるほど謎が増えていく、科学というのも大変だな
と思います。

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2008/09/07

　原子とか分子とかの話。量子力学の基本から、不確定性理論、シュレディンガーのニャンコなど。このシリーズを読んだのは初めてなのだが、とても解りやすく、読みやすい。算数から躓いて、物理学って何？なレベルの俺にも苦も無く読めた。頭から尻尾の先まで、「わかりやすい」が詰まった本。最初から最後まで一気に読むことが出来た。このシリーズ、買ってみよう。