1,800円以上の注文で送料無料

行人 漱石文学作品集11
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

行人 漱石文学作品集11

夏目漱石【作】

追加する に追加する

行人 漱石文学作品集11

2,136

獲得ポイント19P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1990/11/01
JAN 9784000090117

行人

¥2,136

商品レビュー

2

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2008/08/24

後期三部作の二作目。私には非常に難解だった。 「友達」「兄」「帰ってから」「塵労」の4編からなる。「帰ってから」を執筆中に胃潰瘍で倒れ、中断をはさんで「塵労」が発表されている。この中断をはさみ、物語の展開はがらりと変わる。漱石は「塵労」を、血をはきながら書いたというんだからすご...

後期三部作の二作目。私には非常に難解だった。 「友達」「兄」「帰ってから」「塵労」の4編からなる。「帰ってから」を執筆中に胃潰瘍で倒れ、中断をはさんで「塵労」が発表されている。この中断をはさみ、物語の展開はがらりと変わる。漱石は「塵労」を、血をはきながら書いたというんだからすごいよね。 本作の主題は、主人公二郎の兄、一郎の苦悩といったところでしょうか。 これは恐らく漱石自身の苦悩だったのでしょう。凡人には理解出来ませんが。 ところで、最後の方に登場する一郎の友人Hさん。かっぷくが良くて、頼もしい印象があり、好感を覚えた。 400ページ以上もある長い小説。読むのはなかなかしんどかった(笑)

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品