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流れよわが涙、と警官は言った ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1989/02/15 |
JAN | 9784150108076 |
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流れよわが涙、と警官は言った
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流れよわが涙、と警官は言った
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商品レビュー
3.5
75件のお客様レビュー
突然陥る不条理な状況…
突然陥る不条理な状況、理不尽な追求と追跡、監視される社会の恐ろしさ、と最後まで緊迫感が持続します。やるせない物語ですが、読後感は良いです。
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なんで彼は「存在しな…
なんで彼は「存在しない男」になったの?なんで主人公が途中で変わっちゃうの?なんでストーリーが変な方向にいっちゃうの?作者は結局何が言いたかったの?読んでて判りませんでした。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
非常に読みやすい! ディック長編の入門書としてもおすすめかもしれない作品。 実は「逆まわりの世界」を読み始めたんだけど、 内容は絶対好きなやつなのに、2〜3日経っても全然読み進められず、、 それでそちらを諦めて、次に本棚から手に取ったのがこちら。 とっても読みやすくてあっという間に読んでしまった。 面白いのが、読み手のドキドキの対象(語彙力ほしい…)がある時点でガラリと変わること。 最初、パラレルワールド的な展開に直面して「やっほー私の大好物!!」となったと思いきや、 なんとその真相は非常にアッサリと解決されてしまう。笑 でもそこで何故か全然落胆(期待外れ感)はなくて、 その後は凄いスピードで物語の方向が変化していく。 私にとってはそのからくり(?)自体がもう想定外すぎてかなり衝撃的。 しかもこんな凄いSF仕掛けを思いついたのに、それをさらりと解放してそれで終わりっていうところが、ディックの天才要素を体現している気がして感無量。 (だってもし私がこんな仕掛け思いついたら、これをテーマに掘り下げて掘り下げて、長編一冊描きたくなるもの!!普通はそうだよね?) ブレードランナーから入った私は、スイックス→six→セブンって並びを見てネクサスシックスやん!って興奮したのも思い出。 あとがきを読んで初めて、「あ〜たしかにタヴァナーは一度も涙流してなかったかもなあ」とは思ったけど、“愛”についての深い描写についてはあまりピンとこなかったかなあ。 もし結婚したり子供ができたりして、“最愛の人”という存在ができた時には、また違う感動が得られるのかもしれないな。
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