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ゲイトウエイ(1) ハヤカワ文庫SF
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ゲイトウエイ(1) ハヤカワ文庫SF

フレデリックポール【著】, 矢野徹【訳】

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ゲイトウエイ(1) ハヤカワ文庫SF

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1988/05/15
JAN 9784150107697

ゲイトウエイ(1)

¥660

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

目的地も、要する時間…

目的地も、要する時間も、エネルギーの残存量もわからぬ状態で飛び立つしかない。行手に待つものは死か、それとも、富を約束する未知の惑星か…。

文庫OFF

2010/05/28

何なんですかこれは?…

何なんですかこれは? 壮大なフロンティア探検物と思ったら、異常に出来の悪いトラウマ物でした。登場人物がクズばっかり。しかも、ストーリーが全く面白くない。「カットバック」や「断片挿入」といった技法も空回りしているし。こんなにつまらないSFも珍しいんじゃないの?

文庫OFF

2025/07/18

 本作は後に続く「ヒーチー・サーガ」シリーズの第1作にあたるが、この1編だけでも至極の名作である。主人公の精神分析と回想が交互に語られる物語構成は特徴的だが、こうした仕掛け自体が読者の意識に「謎」を植え付ける見事な装置として機能している。  金星に残された異星人の遺物により人類...

 本作は後に続く「ヒーチー・サーガ」シリーズの第1作にあたるが、この1編だけでも至極の名作である。主人公の精神分析と回想が交互に語られる物語構成は特徴的だが、こうした仕掛け自体が読者の意識に「謎」を植え付ける見事な装置として機能している。  金星に残された異星人の遺物により人類は恒星間飛行が可能となったが、その遺物(宇宙船)の原理や操縦方法すら人類には理解不能。宇宙船がどこに行くのか、無事に帰ってこられるのかもわからないにもかかわらず、一攫千金を夢見る人々が「調査員(プロスペクター)」として宇宙船に乗り込み、旅立っていく。本作で描かれるのは筋としてはこれだけなのだが、人々の出発の拠点となる「ゲイトウエイ」での日常を描くだけで、作者は本作に込められた2つの大きな「謎」を解く旅へと我々読者を誘うのである。その謎の1つは「ヒーチー人はどこに行ってしまったのか?」という本作を規定する重要なテーマだが、実は本作で最も重要な謎は、「主人公は何を隠しているのか?」の方なのだ。それを聞き出そうとするロボットカウンセラーとの心理的な駆け引きには引き込まれるものがある。  随所に見られるSF的考証の緻密さには嘆息するばかりだが、本作の核はそこではない。多くのSF作品がそうであるように、作者ポールが描き出そうとしたのは「人間とは何なのか?」や「生きるとはどういうことか?」という普遍的なテーマであったことに我々は気付かされる。操縦方法もわからない、どこに行くのかもわからない、そんな乗り物に、事情さえあれば人間は乗ってしまう。物語全体にSFのアイディアが溢れていながらも、こうしたいつの時代も変わらぬ人間心理が描写されている。生命体としての人類が生き続けている限り、色褪せることのない作品である。

Posted by ブクログ