商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1987/04/01 |
JAN | 9784003253120 |
- 書籍
- 文庫
レ・ミゼラブル(2)
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レ・ミゼラブル(2)
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
「明日」への希望を持…
「明日」への希望を持ち続け、愛するコゼットのため、貧しい人たちのために、一生を捧げたジャン・バルジャンの感動の物語。
文庫OFF
長いですが、最後まで…
長いですが、最後まで読んだときは深い話に感動しました。
文庫OFF
コゼットをジャン・バルジャンが救い出し、二人でジャベルに追われながら修道院に逃げ込む。 「獲物をつかむ爪牙は奇怪な快感を持っている。それはつかんだ獲物の盲目的な運動を感ずることである。そのなぶり殺しはいかにおもしろいことであるか!」執念深いジャベルをかわして、偶然にも以前助けたフ...
コゼットをジャン・バルジャンが救い出し、二人でジャベルに追われながら修道院に逃げ込む。 「獲物をつかむ爪牙は奇怪な快感を持っている。それはつかんだ獲物の盲目的な運動を感ずることである。そのなぶり殺しはいかにおもしろいことであるか!」執念深いジャベルをかわして、偶然にも以前助けたフオーシュルバン老人が庭番として働く修道院にであった。 次にここで、作者の宗教的問題についての解説が異常に長く続くことになる。それは「ここに吾人をしてそれを凝視することをゆるしていただきたい。」と但書をする程長い。時の社会状況、精神風土をここまで描写しなければならないのか。この諄すぎる拘りは何なのか、飽きを誘い疑問と共に怒りをすら感じさせるところであった。 そして、修道院を抜け出した二人がマリエスに遭遇し、コゼットとの運命の出会いになるところまでの話へと続く。 マリエスに関する境遇や背景の政治状況の描写も相当丁寧だ。 文学全集レベルの大まかなストーリーに慣れた頭には、所々の極端に精密で冗長にもうつる描写が結果的にリアリティ溢れる別次元の壮大なドラマを作り上げていくという感じにさせられる。 3に続く
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