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荻窪風土記 新潮文庫
693円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1987/04/25 |
| JAN | 9784101034089 |
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荻窪風土記
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荻窪風土記
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
回想記、に近いなと思った。自分も住み慣れた町の回想記。 普段歩く道のかつての記憶、まだ再開発の波に呑まれていない商店街、現実と過去を重ねて読むことができる楽しさは住んでいるからこそだなあ。 太宰治、イタいというか青い初登場だった
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戦前・戦中・戦後(1921-58年頃)、井伏鱒二自身とその周辺の出来事についての随想。年季も入り(出版時83歳)、滋味にあふれる。回想記、交遊録、鎮魂歌として読めるが、でも荻窪や阿佐ヶ谷が舞台、風土記という呼び名が一番しっくりくる。 17の章からなる。読みどころは作家たちの人間模...
戦前・戦中・戦後(1921-58年頃)、井伏鱒二自身とその周辺の出来事についての随想。年季も入り(出版時83歳)、滋味にあふれる。回想記、交遊録、鎮魂歌として読めるが、でも荻窪や阿佐ヶ谷が舞台、風土記という呼び名が一番しっくりくる。 17の章からなる。読みどころは作家たちの人間模様を描いた「文学青年窶れ」、「阿佐ヶ谷将棋会」、「続・阿佐ヶ谷将棋会」。頻繁に飲みに出かけ、将棋をし、釣りをしている。仕事のほうはいつしているのか、少し心配になる。 個人的には、「二・二六事件の頃」、「病気入院」、「荻窪(三毛猫のこと)」がおもしろかった。「病気入院」では、発熱時に体験した幻覚の描写が印象的。 ある劇作家の恋愛の話のなかで、相手の女優が「望月雄子(仮名)」として出てくる。仮名になっていないところが可笑しい。
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昔荻窪に住んでいた時に買ったけど結局読まなかった本を30年近く経ってから読んだ。井伏鱒二の文章はなんとなくおおらかさと洒落た味わいがあって「黒い雨」を読んで以来好きだ。昭和初期の荻窪あたりの今からは想像がつかないような田舎びた感じや、戦争に向かう時期の緊張、その中でしたたかに生き...
昔荻窪に住んでいた時に買ったけど結局読まなかった本を30年近く経ってから読んだ。井伏鱒二の文章はなんとなくおおらかさと洒落た味わいがあって「黒い雨」を読んで以来好きだ。昭和初期の荻窪あたりの今からは想像がつかないような田舎びた感じや、戦争に向かう時期の緊張、その中でしたたかに生きる街の人々や今よりは生きる余裕もあったように見える文人たちの姿が飾らない雰囲気で馴染みのある地名の中で描かれる。荻窪タウンセブンの建設前のワクワク感のようなものも書かれていて身近なところもあって嬉しい。1993年に亡くなったということは実は私が荻窪に住んでいた時と重なっていた部分があったのかもしれない。
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