![源頼朝(3) 山岡荘八歴史文庫 3 講談社文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001526/0015264018LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1987/08/08 |
JAN | 9784061950030 |
- 書籍
- 文庫
源頼朝(3)
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源頼朝(3)
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商品レビュー
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頼朝が伊豆で北条政子と結婚したあたりから、以仁王の令旨、頼朝の挙兵、石橋山での敗北、房総半島に渡り、平清盛の死、木曽義仲が討たれるところまで。正直、学べるところとしては以下な感じであろうか。 ・一度決心するとわき目もふらぬ鉄壁の意志(頼朝) ・どのような大事にも万全のときなどな...
頼朝が伊豆で北条政子と結婚したあたりから、以仁王の令旨、頼朝の挙兵、石橋山での敗北、房総半島に渡り、平清盛の死、木曽義仲が討たれるところまで。正直、学べるところとしては以下な感じであろうか。 ・一度決心するとわき目もふらぬ鉄壁の意志(頼朝) ・どのような大事にも万全のときなどない。すべては覚悟次第(頼朝のこと) ・みんなの敵と私憤の対象との区別(伊東入道への仕置) ・平清盛の死によりすぐに出撃しようとせずに、瓦解していくのを見守った(頼朝) ・後白河上皇の武家利用(追討令の乱発)への警戒
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続きが気になる終わり方って、素晴らしい退き方だ。顛末はわかっていても山岡先生流の描き方で味わってみたかった。それだけ山岡版頼朝は魅力的で、義平と並んで二大贔屓の義仲もまた期待に違わぬ格好良さだった。義経に関しては、政治家な頼朝が大の贔屓な手前割愛。ただ、納得のいく扱いだったと。
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もう少し後の時期まで描かれているかと思っていた。 けれど幕引きとしては素晴らしいと言わざるを得ない。 というか、頼朝よりも政子だな、と(笑)
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