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スノウ・クラッシュ(下) ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2001/04/30 |
JAN | 9784150113520 |
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スノウ・クラッシュ(下)
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
21世紀のアメリカを…
21世紀のアメリカを舞台とした物語です!!
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
メタバースという言葉の元ネタ。今頃読むからにはそんな理由しかない。 リアルなメタバースについてはUIが劇的に改善されない限り用はないというのが読前読後でかわらぬ印象である。アイデアそのものにケチをつける気はない。 そも、サイバースペースやらジャックインやら、ギブスンや士郎正宗が描写したコンピューター内世界に、概念自体には衝撃を受けたものの、ものすごい斬新さを感じていなかったことを、この読書で自覚した。おそらくは幼少の折にコミックボンボンあたりで出くわしていたアレコレが原因ではなかろうかと思う。 似たようなところで『ブレードランナー』も挙げられ、おそらく映画をTVで見る機会を得るよりも前に、映画に触発された作品群を目にしていたがために新しさを感じられず、ルドガー・ハウアーに食われるハリソン・フォードという拭い難い第一印象を更新し得ずにいるのだろう。 さて、本書の物語としての評価は not for me である。 シュメール神話の独自解釈そのものはよいとして、それをヒロという人物がなんの疑いもなく受け入れたこと、突拍子もないそれがまさに事件の背景であったこと、それが探偵の謎解きのように説明されたこと。そんな理由による。なんでそんなドヤ顔で説明してんのヒロ?ってカンジ。 探偵の謎解きに類するシーンは、たぶん、最高にがっかりするシーンで、かつてはそんなことはなかったのに、いつからそうなってしまった。『羊たちの沈黙』後、何年かしてサイコものが流行った頃か。犯人の動機がサイコで片付けられるようになってから、探偵ではなく犯人が語るようになってからか。 主役不在でも物語が成り立つならいいとか思っていたが、この物語のクライマックスでは、主役と思える人物らと濃厚に接触していた敵役が、あまり登場しておらずまたアクション担当という印象を与えられていない人物と刺し違える勢いのアクションをやってしまい、主役は不在、準主役が脇役になっており、それはそれでしらけるなという学びを得た。
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メタバースという言葉の元になったサイバーパンクSF、ということで25年くらい前の単行本(訳本)を手にとった(こちらは上下巻構成の文庫本だが) 原書はちょうど30年前の1992年に出たもので、この時代から外挿した未来像なので、今読むとローテク感を感じるところがあり若干スチームパッ...
メタバースという言葉の元になったサイバーパンクSF、ということで25年くらい前の単行本(訳本)を手にとった(こちらは上下巻構成の文庫本だが) 原書はちょうど30年前の1992年に出たもので、この時代から外挿した未来像なので、今読むとローテク感を感じるところがあり若干スチームパックっぽくも感じるが、それも楽しみましょう、ということで。。 メタバースの描写はたしかに面白いと思うが、決してストーリーの本筋ではないので、「メタバース」とはを求めると若干肩透かしを感じるかも。 純粋にSFを楽しむという心持ちで読むことをおすすめする。 立ち向かう敵も、アメリカンっぽく明確です。 神話や宗教の(味方によるとオーバーテクノロジー的な)解釈と現代テクノロジーを重ねて人間をハックしてる視点も好きです(基本的にはサイバーパンク好き) 30年前の視点としてこれだけプログラマーやハッカーの重要性が描写されているのも、著者の先見の明の現れかもしれないなー、と感じた
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