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夏のおわりのト短調(文庫版) 白泉社文庫
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夏のおわりのト短調(文庫版) 白泉社文庫

大島弓子(著者)

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夏のおわりのト短調(文庫版) 白泉社文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 1995/06/16
JAN 9784592883517

夏のおわりのト短調(文庫版)

¥712

商品レビュー

4.5

12件のお客様レビュー

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2021/04/27

友達から借りて読んでみました。 少し難しかったかな…! ぶっ飛んでるシーンがたくさんあって、この時代の漫画ってこういう感じなのかな?とグルグルしました。 解説を読むといつもと違う作品だと言われているみたいで、もう1つ借りているのでそっちを読んでみたいと思います。

Posted by ブクログ

2021/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1/12 再読 短編が5作品あるけど、表題作が一番好きかな。叔母さん一家に預けられた少女が、幸せな感じの家庭の歪(ひずみ)に気がつく話。 全作品、明るさと哀感のバランスがいい。 「裏庭の柵をこえて」で、庭の木が切られて(元)大学生が号泣するシーンがなんとなく印象的だった。 みんなどこかおかしいところを持っていて、ちょっとのきっかけで崩れてしまう危うさがある。 「あまのかぐやま」で、女学生がアルコール中毒で見ていると思った幻覚が、古典の授業のプリントに載っていた和歌の情景だったのが素敵すぎる。

Posted by ブクログ

2017/01/24

青春を四季のどこかになぞらえるなら、やっぱり春~夏だと思う。 だから、眩しい季節の終わりを惜しむセンチメンタリズムのお供には、憂鬱な短調がよく似合う気がする。 なんだか素敵なタイトルだなあと心惹かれて手にした一冊。 いつが青春の終わりなのか、いつから少女は大人になるのか。 厳...

青春を四季のどこかになぞらえるなら、やっぱり春~夏だと思う。 だから、眩しい季節の終わりを惜しむセンチメンタリズムのお供には、憂鬱な短調がよく似合う気がする。 なんだか素敵なタイトルだなあと心惹かれて手にした一冊。 いつが青春の終わりなのか、いつから少女は大人になるのか。 厳密で明確なボーダーラインは無いはずなのに、その時が来ると、目に見えない何か大切なものが、手の指の間から滑り落ちていくような救いようのない気分になる。 それが、豊かな感受性なのか、揺れ動く感情の波形なのか、揺るがぬ純粋な信念なのかはわからないけれど。 天衣無縫な心に綻びが生じ、身軽さを失っていくむずがゆさを思い出せるお話だった。 思春期の葛藤真っ只中の時期に読むのもよいけれど、月日が経って大人になった今読んでも、また違った趣があっておつだった。 世の中を知って、静かに諦めを覚えてもなお、自分の心の奥の奥に隠れているいつぞやの少女と久しぶりに対面出来た気がする。 残念ながら、わたしはまだ、大人になり切れていないらしい。 「たそがれは逢魔の時間」と「裏庭の柵をこえて」が特にお気に入り。

Posted by ブクログ

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