商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1997/12/06 |
JAN | 9784480033345 |
- コミック
- 筑摩書房
二つ枕
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二つ枕
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商品レビュー
3.9
13件のお客様レビュー
121冊目『二つ枕』(杉浦日向子 著、1997年12月、筑摩書房) 表題作4話の他、短編6作を併録。吉原を舞台にした性と情の物語が集う。 どの作品も男女の心情の機微が詩的かつ的確に描かれており、そのあまりの巧さについ声が漏れてしまった。 まるで見てきたかのようなリアリティのある廓...
121冊目『二つ枕』(杉浦日向子 著、1997年12月、筑摩書房) 表題作4話の他、短編6作を併録。吉原を舞台にした性と情の物語が集う。 どの作品も男女の心情の機微が詩的かつ的確に描かれており、そのあまりの巧さについ声が漏れてしまった。 まるで見てきたかのようなリアリティのある廓内の描写も見事。圧倒的な漫画の才と、江戸文化に対する溢れる愛情、そして勉強/調査の量。どれをとっても一級品。「天才」、それしか彼女を評する言葉が見つからない。 北方謙三による解説も収録。 〈………… 聞かせ なんし。〉
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遊郭における女郎と遊客の丁々発止のやりとりが楽しい。一見冷めているようで同時に情に湿ってもいるような、虚実のあわいで発される言葉たち。この緊張!
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江戸・吉原の情景を点描した短編まんが集。 当時(というか本質は今も変わらないと思うけど)の男女の機微、嫉妬心などが活き活きと描かれる。 ふすま一枚で仕切られた部屋、遊女同士が行き来したりする距離感も意外で面白い。
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