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ニッポニア・ニッポン ちくま文庫
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ニッポニア・ニッポン ちくま文庫

杉浦日向子(著者)

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ニッポニア・ニッポン ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1991/07/01
JAN 9784480025401

ニッポニア・ニッポン

¥616

商品レビュー

4

11件のお客様レビュー

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2023/01/24

たまに 本棚からとりだして 手に取ってしまうと もう そのまま 杉浦日向子ワールドに すっぽり入り込んでしまう 杉浦さんの作品には  (談志さんの言葉をもらうと) いつも 「江戸の風」がそよりと吹いている この作品ももちろん 例外ではありません 江戸末期、明治に差し掛かる...

たまに 本棚からとりだして 手に取ってしまうと もう そのまま 杉浦日向子ワールドに すっぽり入り込んでしまう 杉浦さんの作品には  (談志さんの言葉をもらうと) いつも 「江戸の風」がそよりと吹いている この作品ももちろん 例外ではありません 江戸末期、明治に差し掛かる頃の その時代の「風」に吹かれる ことができるのです

Posted by ブクログ

2018/07/14

杉浦日向子は本当に素晴らしい書き手だ。お江戸が新鮮。そして、語りのバリエーションの豊かさが際立つ短編集、大傑作です。

Posted by ブクログ

2018/01/24

今ブームである北斎の娘・お栄を描いた先駆的な漫画『百日紅』でお馴染みの杉浦日向子。 江戸時代漫画のイメージが強いが、『東のエデン』など明治初期の若者の青春群像劇も描いていた。 本作はページ数は少ないものの、江戸時代と明治初期の両方を楽しめる贅沢な一冊。 因みに日本で最後の斬首...

今ブームである北斎の娘・お栄を描いた先駆的な漫画『百日紅』でお馴染みの杉浦日向子。 江戸時代漫画のイメージが強いが、『東のエデン』など明治初期の若者の青春群像劇も描いていた。 本作はページ数は少ないものの、江戸時代と明治初期の両方を楽しめる贅沢な一冊。 因みに日本で最後の斬首刑者の高橋お伝の最期を描いた『陽炎法師』はガチでトラウマ。 個人的に気に入っている作品は欧州へ留学へ行く若者の前夜を描いた『前夜』(←そのまんま)。 杉浦日向子はガロ出身の作家だが、この頃活躍していた大友克洋や高野文子をはじめとする80年代ニューウェーブ漫画家は、何気ないワンシーンや会話や間を丁寧に描写する。

Posted by ブクログ

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