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ウは宇宙船のウ(文庫版) 小学館文庫
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ウは宇宙船のウ(文庫版) 小学館文庫

萩尾望都(著者)

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ウは宇宙船のウ(文庫版) 小学館文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1997/08/08
JAN 9784091910202

ウは宇宙船のウ(文庫版)

¥792

商品レビュー

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2026/01/31

レイ・ブラッドベリの原作 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4488612059 過ぎたもの、手に入れられないもの、でも愛しい現在。萩尾望都がレイ・ブラッドベリの哀愁やいま一瞬に惹かれたんだと思う。 『ウは宇宙船のウ』 男...

レイ・ブラッドベリの原作 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4488612059 過ぎたもの、手に入れられないもの、でも愛しい現在。萩尾望都がレイ・ブラッドベリの哀愁やいま一瞬に惹かれたんだと思う。 『ウは宇宙船のウ』 男の子たちは宇宙飛行士に憧れていた。21歳までに宇宙航空委員会に選考されなければその夢は叶わない。だから20歳最後の夜はやけ酒を飲んで仕事を探すんだ。でもクリスと友達のレイフは15歳。まだ待っていたい。 そしてある日、ついにクリスのもとに選考の知らせがやってくる。これから厳しい訓練、途中で辞める者も多い。明日は家を離れる。でもいつかここに戻ってくる。母や友だちがいて、自分が安心して少年でいられたここに。 …原作よりも、少年同士の友情に重きが置かれていた。 「体が供給できないものを心が欲しがる。だからぼくは心を相手に戦い始めた。」 『泣き叫ぶ女の人』 穏やかな街に住む少女マーガレット(10歳くらい?)は空き地の地面の下から女の人が「ひとごろしーーたすけてーー」と泣き叫ぶ声を聞く。きっと殺されかけた女の人が埋められているんだわ!そのことを一生懸命大人に伝えようとするけれど誰も信じてくれない。かわいそうな女の人。声も小さくなってきた。今は歌を歌っているけれど、もうすぐ死んでしまうだろう。 でもその歌のことをお父さんに話したら、お父さんの顔色が変わって… 『霧笛』 これもレイ・ブラッドベリ。灯台の警告音を仲間の声だと思って、深い深い海の底から恐竜の最後の生き残りが上がってくる。 レイ・ブラッドベリの原作を読んだときにネッシーのようなものかなあと思ったのですが、萩尾望都の絵もネッシー型海獣だった。わーい、萩尾望都先生と同じものを思い浮かべてた。 たった一匹生き残り、深い海で百万年も仲間を、決して現れない仲間を待ち続ける孤独と悠久。 『みずうみ』 少年時代。初恋の少女が湖で死んだ。死体は上がらなかった。少年は湖を離れるときに砂のお城を半分だけ。残り半分は湖から少女が戻って作ってほしい。 何年も経ち、少年は大人になり結婚した。二人で湖に来た。そこには、ずっとずっと湖で少年を待ち続けた少女の想いが彼を迎えた。 『ぼくの地下室へおいで』 穏やかな田舎町。最近少年たちは「きのこ」栽培に夢中だ。少女の弟たちも。そしてボーイフレンドは「何かがこの町を侵略しようとしている」と言って姿を消す。 少年たちが育てているきのこは何物なのだろう?地下室で何が育っているのだろう? 『集会』 ティモシー少年の屋敷では万聖節の宵祭(ハロウィーン)の準備に大忙し。ティモシーはみんなから邪魔にされる。それはこの一族が化け物で、ティモシーは空も飛べない、血が苦手、何にも化けられない、人間を操ることもできない一族の出来損ないだからだ。 自由自在に楽しんだ夜の祭りは終わり、また数十年後の再会を約束して自分の住処に戻る一族。当たり前の寿命しか持たないティモシーはもうすぐ死ぬだろう。母さんは出来損ないの息子でも悲しむだろう。 『びっくり箱』 ドーラは森の中の屋敷でママと二人っきり。どうやらママは、パパが死んでからドーラに「世界はこの屋敷だけで、この森の向こうにはなにもない、この屋敷から出たら死んでしまう」と教えているらしい。 映画とか小説でもこんな設定ありますよね。 この偽りの世界を作り上げるママもなかなかパワフルだな・笑 最後はドーラは屋敷から開放される。 『宇宙船乗組員』 これもレイ・ブラッドベリ。おとうさんは宇宙飛行士で、三ヶ月に一度、数日だけ家に返ってくる。おかあさんは、おとうさんの出発が近づくと不安定になる。おとうさんは少年に「宇宙に出ると家に帰りたくなる。家に変えると宇宙に出たくなる。こんな因果な仕事にお前は就いてはいけない」と言う。 おかあさんは悲しみながらも諦めている。おとうさんが実際に帰ってきても、死んだ人の思い出が目の前に現れたように見る。もしおとうさんが宇宙で死んだら、おかあさんは夜空を見ることはできなくなるだろう。

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2025/07/22

懐かしい漫画を再読しました。 萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」。 レイ・ブラッドベリの短編集を漫画化したもの。 歳がバレバレですが(笑)、子供の頃にこの漫画に出会って、そして、レイ・ブラッドベリというSF作家を知り、そしてその後しばらくレイ・ブラッドベリの小説を読み漁る、という時...

懐かしい漫画を再読しました。 萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」。 レイ・ブラッドベリの短編集を漫画化したもの。 歳がバレバレですが(笑)、子供の頃にこの漫画に出会って、そして、レイ・ブラッドベリというSF作家を知り、そしてその後しばらくレイ・ブラッドベリの小説を読み漁る、という時期があったんですよね。 海外SF小説を読むきっかけになった漫画との出会いでした。 少し前に、本屋でレイブラッドベリの短編集「猫のパジャマ」を見つけて読んでから、萩尾望都さんのこの漫画を読み直したい!と思っていたんですよね。やっと見つけて購入したのでした。 懐かしいー。そして、どの話もキュンとくる。 レイ・ブラッドベリの短編は、ちょっとふしぎな雰囲気を持っているものが多くて、それが萩尾望都さんの絵柄やコマ割りやキャラクタにマッチしていて、原作が漫画を、漫画が原作を高めている、と、そんな感じがします。 レイブラッドベリも、萩尾望都も、どちらも好きだ。 ところで、レイ・ブラッドベリはアメリカ人なんですね。なんとなく、イギリス人という印象を持っていました。多分、私がレイ・ブラッドベリを知ったのが、この、萩尾望都さんが描いた短編集だったからなんだろうな、と。萩尾望都さんの絵には、なんとなく、アメリカよりもイギリスの香りがする気がする。それはもしかしたら、「ポーの一族」の影響があるのかもしれません。 それから、久しぶりに萩尾望都さんの昔の漫画を読んで思ったことなんですが、コマ割り、というのか、コマや絵の繋がり方が、映画とかドラマを見ているようだな、と。人物が動いていって次のシーンに繋がっていく、というのが、なんだか長回しのワンカットで展開していく映画ような印象を受けました。ただ人物とセリフがあるだけではなく、世界観まで包含して描く紙面。いやー、すごいなー。好きだなぁ。 また「11人いる」とかを読み返したくなりました。

Posted by ブクログ

2024/03/06

知らない世界につれていかれる本。 「みずうみ」「ぼくの地下室へおいで」「集会」が好き…読了後にゾクッとなりますよ! 「ウは宇宙船のウ」のタイトルが素敵です! ぜひ〜

Posted by ブクログ