商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1995/05/17 |
JAN | 9784091920539 |
- コミック
- 小学館
陽だまりの樹(小学館文庫版)(3)
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陽だまりの樹(小学館文庫版)(3)
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
哀しくなるほどの女好きの良庵。真面目すぎて自分のことより他人に翻弄される万二郎。要領の悪い、不器用な万二郎が、好きだ。
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万二郎も良庵も男気がアップしている。伊武谷はどんどん出世して、それでも世間におもねらずに一本気で熱い不器用な男そのまんまだし、良庵は洪庵からの課題に粉骨砕身挑んで女ったらしから脱却…しきれてないところが好きだ。笑 夜鷹の紺が、死刑になった旦那の一物を見て泣く場面、よかったなぁ…。...
万二郎も良庵も男気がアップしている。伊武谷はどんどん出世して、それでも世間におもねらずに一本気で熱い不器用な男そのまんまだし、良庵は洪庵からの課題に粉骨砕身挑んで女ったらしから脱却…しきれてないところが好きだ。笑 夜鷹の紺が、死刑になった旦那の一物を見て泣く場面、よかったなぁ…。首から上がなくても下半身を見ればわかる、って、すごく素敵じゃない。 万二郎はあんな美人にモテても、おせきさんをおっかける一途さなのに対し、あちこち手出している良庵はどうなることやら…最後の最後でまた新しい女が出てきたわけですが。続きが気になるなぁ。
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1981年から5年半に渡って連載された歴史長編。幕末好きの僕にとってはそれだけでも愛すべき作品なのですが、見事すぎる物語の巧みな構成と登場人物それぞれの魅力(義理に生きる伊武谷万次郎と人情に生きる手塚良庵の対比をはじめとして)を通して、最も好きな手塚治虫作品のひとつです。 終...
1981年から5年半に渡って連載された歴史長編。幕末好きの僕にとってはそれだけでも愛すべき作品なのですが、見事すぎる物語の巧みな構成と登場人物それぞれの魅力(義理に生きる伊武谷万次郎と人情に生きる手塚良庵の対比をはじめとして)を通して、最も好きな手塚治虫作品のひとつです。 終盤、おせきさんに最期の別れを告げに行ったあとの万次郎の無言の2ページがいかに雄弁に万次郎の心境を物語っているか。これからも、この作品を読み返すたびに手塚治虫の偉大さを思うことでしょう。
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