商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1995/02/17 |
JAN | 9784091920058 |
- コミック
- 小学館
MW(ムウ)(文庫版)(2)
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MW(ムウ)(文庫版)(2)
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商品レビュー
3.7
44件のお客様レビュー
女編集長とか妙な脇道、意味のないイベントが混ざっていたのは何だったのだろう。 あれいらないよなあ。セクシャル的には必要なシーンだったのだろうか。 オチは途中で見えてしまった。 正直そんなもの程度でそこまで大騒ぎになるかな?としか。 ガスそのままで何十年もほったらかしで保管しない...
女編集長とか妙な脇道、意味のないイベントが混ざっていたのは何だったのだろう。 あれいらないよなあ。セクシャル的には必要なシーンだったのだろうか。 オチは途中で見えてしまった。 正直そんなもの程度でそこまで大騒ぎになるかな?としか。 ガスそのままで何十年もほったらかしで保管しないだろう、どこで何に使うのさそれ。 自分に降りかかりかねないわそんなもの。 時代補正抜きではとても通用しない話だった。 陰謀論がいかに当人以外にはバカバカしい空騒ぎかってのはよくわかるけどさ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いわゆる「黒手塚」の問題作である『MW』は、ピカレスクものとしての完成度がとても高く、似たような作品に『バンパイヤ』などを思い浮かべますが、それら諸作と比べても、『MW』には特に抜きん出たものを感じます。 なかんずく素晴らしいのはメインとなるキャラクター像で、個人的には『MW』の結城美知夫ほど魅力的な「人でなし」はいないのではないかと思います。究極の自意識過剰者にして蠱惑的な魅力で性別や道理をリベラルに飛び越え跳梁していくその様は、19世紀末の退廃的シンボルとなったヘルマフロディトスのエロティシズムすら思わせるものがあります。彼に翻弄されながらもその魔性に懊悩を繰り返す神父の賀来にしても、それはしかり。とにかく、キャラクターひとりひとりがいい意味で記号化していて、スラスラと読めるわりに満足感が半端じゃないです。(他にも、結城に翻弄されるキャラクターとして最後まで登場する谷口澄子も、とにかく可哀想なんですが、好きなキャラクターの一人です。) 感想を訊かれても、それがパッと浮かばず、「でも凄かった」と言えてしまうのも、手塚作品の魅力だと思います。文庫本2巻でここまですごい作品を読めちゃうなんて、やっぱり、満足感もひとしおです。 「僕の命も長くは持たないだろう 僕が死んでしまえばもうこの地球なんざ用がないよ 「だから全人類に僕につきあって死んでもらうんだ 「悪徳と虚栄にみちた人類の歴史は 僕の手で永遠に閉じるのだ アハハハハハハハ」
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手塚治虫という人のすごさを実感した。 70年代、50年近く前の作品だが、古さを感じさせない。 映画も見たい。
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