商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2000/03/01 |
JAN | 9784122036246 |
- コミック
- 中央公論新社
虹色のトロツキー(文庫版)(1)
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虹色のトロツキー(文庫版)(1)
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商品レビュー
4.6
11件のお客様レビュー
日本漫画史に残る傑作。満洲を舞台にした物語としても出色で、史実に基づいてリアルに描いたという点では「龍(ロン)」をはるかにしのいでいる。 ラスト。もともと何も争いのない土地に勝手に国境を引いて殺し合う、その不毛な行いに主人公は叫ぶ。生い立ちをめぐるサスペンスであり、学園青春もの...
日本漫画史に残る傑作。満洲を舞台にした物語としても出色で、史実に基づいてリアルに描いたという点では「龍(ロン)」をはるかにしのいでいる。 ラスト。もともと何も争いのない土地に勝手に国境を引いて殺し合う、その不毛な行いに主人公は叫ぶ。生い立ちをめぐるサスペンスであり、学園青春ものでもあり、権謀術数の政治物語でもあり、この作者でなければ描けない壮大な作品だ。欲を言えば、さらに時代を広げてソ連侵攻、そして終戦後も…というところだが、そこは作者自身が後書きで断っているので納得できる。
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モンゴルやノモンハンに興味が湧いて再読する。 植芝盛平がカッコよかった、川島芳子がイロっぽかった、しか記憶に無い。 あらためて、安彦良和の神筆ぶりに感嘆する。 背景からワク線に至るまで、安彦イズムが透徹している。気を抜いて描かれたモブキャラに、マンガらしさが横溢している。...
モンゴルやノモンハンに興味が湧いて再読する。 植芝盛平がカッコよかった、川島芳子がイロっぽかった、しか記憶に無い。 あらためて、安彦良和の神筆ぶりに感嘆する。 背景からワク線に至るまで、安彦イズムが透徹している。気を抜いて描かれたモブキャラに、マンガらしさが横溢している。 本作を第三者が手伝うとして、スクリーントーンを貼るのがせいぜいだろう。 ただ、安彦さんがアニメ映画の演出を手掛けると、あれあれあれ……? 残念な仕上がりに終るのが摩訶不思議だ。
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軍隊ものは思想的な部分が気になるというか、「日本万歳」的な視点で書かれていると抵抗を感じてしまうのだけども、今のところはそういったことはなさそう。しかし国問わず組織って色々と複雑な事情で動いていくなぁ・・・。
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