商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2005/04/10 |
JAN | 9784061984028 |
- 書籍
- 文庫
ゴットハルト鉄道
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ゴットハルト鉄道
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
深夜にふと聞いたNHKのラジオで紹介されていた「隅田川の皺男」 浪人生で身体を売っているウメワカと会社を辞めた女・マユコが出会って…という内容がちょっと面白そうだったので読んでみた。 ファンの方がいらしたらすみません… 私、この本が全く合わなかった…。 小説だと思って読むから...
深夜にふと聞いたNHKのラジオで紹介されていた「隅田川の皺男」 浪人生で身体を売っているウメワカと会社を辞めた女・マユコが出会って…という内容がちょっと面白そうだったので読んでみた。 ファンの方がいらしたらすみません… 私、この本が全く合わなかった…。 小説だと思って読むから理解できないのかも 詩と思ったら? 絵画と思ったら? 理解しようと思うから理解できないのか… 他にも ゴットハルト鉄道 無精卵 と短編があるのだけど… 両方とも理解が難しい… まだ、皺男の方が理解できるかも… おもしろさがわかる人に解説してもらいたい…
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この短篇集の中で、ゴットハルト鉄道だけが宙に浮いている。 ドイツ語から日本語に訳された小説というのも大きいと思う。続く2作「無精卵」「隅田川の皺男」のような粘着質な湿度がない。雪がさらさらとしているからか。「無精卵」と「隅田川の皺男」には、女との攻防が粘着質に描かれている。まず絶...
この短篇集の中で、ゴットハルト鉄道だけが宙に浮いている。 ドイツ語から日本語に訳された小説というのも大きいと思う。続く2作「無精卵」「隅田川の皺男」のような粘着質な湿度がない。雪がさらさらとしているからか。「無精卵」と「隅田川の皺男」には、女との攻防が粘着質に描かれている。まず絶対に勝てない強い女がひとり以上必ずいて(その人物はひとりではないかと思うくらいに同じ強さを持っている)主人公が翻弄される。主人公は、より弱い者の弱い点を愛想笑いみたいな卑屈さでみつけて、それを少しだけほじくる。女が出てくるだけで、2つの小説はおぞましい回転を始める。
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面白かった!! 独特の言葉の使い方ゆえか、鮮烈なイメージは湧くけど掴みきれない感じが良い。 三作品とも甲乙つけがたいなー。 他の作品も読んでみたい!強くそう思える作家に久々出会った感じ。
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