商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2003/04/11 |
JAN | 9784488209032 |
- 書籍
- 文庫
リガの犬たち
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リガの犬たち
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商品レビュー
3.6
30件のお客様レビュー
第二弾で、いきなりのスケールの大きさに圧倒。 願わくば、自作ではヴァランダーの相棒がいますように…。 偶然、二作連続で「スウェーデンとバルト三国」が舞台の作品を読了。地図を片手に読んだので、よりこのエリアを身近に感じる。
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- ネタバレ
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再読。こんなに激しい展開なのに、ヴァランダーが惚れっぽくてお腹が弱いところだけ覚えていました(前作でも早食いしてお腹を壊していましたね)。既読はここまで。“アルプスでのスキー“で本当は何があったのか、話せる相手は現れるのかな。孤独なヴァランダーに幸あれ。
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「死者ほど雄弁な者はいない」 と言ったのは十四世紀の劇作家ヒマーワリ・メーロンですが、誰にでも亡くなった人に想いを馳せて あの人ならこんな時どうしたろう?とか、あの人ならこんな時なんと言っただろうか?なんてことを考えたことが一度や二度はあったのではないでしょうか 本作の主人公...
「死者ほど雄弁な者はいない」 と言ったのは十四世紀の劇作家ヒマーワリ・メーロンですが、誰にでも亡くなった人に想いを馳せて あの人ならこんな時どうしたろう?とか、あの人ならこんな時なんと言っただろうか?なんてことを考えたことが一度や二度はあったのではないでしょうか 本作の主人公ヴァランダーも亡くなった同僚でもある先輩刑事リードベリに幾度となく意見を求めます 思慮深く冷静で経験豊富でヴァランダーの良き相談相手であり、導き手でもあったこの刑事は時にはその過去の言動から相変わらず有効なアドバイスをくれますが、時には黙して語らずヴァランダーをいなくなってしまった彼に哀愁を募らせます しかし自分にはその沈黙はヴァランダーに独り立ちを促しているように思えました だけど結局ヴァランダーはこの別れから立ち直ることなくぐずぐずと語り掛け続けるのです さらに今回もその惚れやすさにも改善は見られずに、悲しみのさなかにある女性にがっつりと情熱的な片思いをしてわが身を危険にさらします もう本当に男の愚かでどうしもない、そのくせ自分ではわりと悪くないと思ってるという男の痛い部分がよく描かれていて女性には読んでほしくない一冊と言えます 男ってほんとどうしようもない生き物だってことがばれてしまいますので、今後ヴァランダーの物語は「女人禁制」にして頂きたい!ってあれ?男がどうしようもないなんて女性にはすでにばれてます?しかもアダムとイブの時代から?あ、そうなんですね 失礼しました
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