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移民と現代フランス フランスは「住めば都」か 集英社新書
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移民と現代フランス フランスは「住めば都」か 集英社新書

ミュリエルジョリヴェ(著者), 鳥取絹子(訳者)

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移民と現代フランス フランスは「住めば都」か 集英社新書

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2003/04/22
JAN 9784087201895

移民と現代フランス

¥968

商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2024/07/21

日本に移民が増えて問題になっていると感じたのでフランスの移民の現状について知りたくて読んだ。 2003年の本なので情報としては古かったかもしれない。 前半はとても面白かった。 フランスでの移民はポルトガル人、アルジェリア人、モロッコ人が多い事。 一番差別的に扱われるのはアルジェリ...

日本に移民が増えて問題になっていると感じたのでフランスの移民の現状について知りたくて読んだ。 2003年の本なので情報としては古かったかもしれない。 前半はとても面白かった。 フランスでの移民はポルトガル人、アルジェリア人、モロッコ人が多い事。 一番差別的に扱われるのはアルジェリア人である事。 アジア人は勤勉で真面目だと思われる為好意的に見られる事等。 後半は実際の移民の人達のインタビューが多く少し間延びしていたように思う。 移民でフランスで差別されていると感じても自分の国には戻りたくない人が多いのは分かる気がする。 イスラム教との同化等これからの日本にも同じような問題となりそうだなと思った。 現在のフランスの状態も知りたいなと思う。

Posted by ブクログ

2023/03/11

序文にて「私はフランスの生活が気に入っていたが、異国にいる感じのしないことが心のなかで負担になっていた。私は「自分の」国に留まろうと思ったことは一度もなかった。フランスの生活は簡単すぎ、つまらなさすぎ、静かで、退屈すぎるように思えた。私は闘い、人生を生きたいと願っていた。怠惰なイ...

序文にて「私はフランスの生活が気に入っていたが、異国にいる感じのしないことが心のなかで負担になっていた。私は「自分の」国に留まろうと思ったことは一度もなかった。フランスの生活は簡単すぎ、つまらなさすぎ、静かで、退屈すぎるように思えた。私は闘い、人生を生きたいと願っていた。怠惰なインテリのなかで半分眠ったように、「つつがなく暮らす」のはごめんだった。」 著書の人生に対するモチベーションがすごい。私も都会で生きるのってなんて楽なんだろうと日々思うので、地元の田舎で人生を歩まず楽して生きてる罪悪感があるんだけど、国ごと言語ごとってのはスケールが大きいな! 二十年前の著書だけど、現在フランスにおける人種差別はどうなっているんだろう?ちょっとは改善されているんだろうけれど、完全にはなくならないよね…?

Posted by ブクログ

2013/08/07

 日本における少子高齢化対策として「移民」が必要との議論があることを思い起こし、本書を手に取ってみた。  フランスにおける「移民」の実態を知ることなく、「日本における移民」をかたることはできないだろうが、本書によるフランスの移民の実態は凄まじい。  フランス本国にいる移民数は43...

 日本における少子高齢化対策として「移民」が必要との議論があることを思い起こし、本書を手に取ってみた。  フランスにおける「移民」の実態を知ることなく、「日本における移民」をかたることはできないだろうが、本書によるフランスの移民の実態は凄まじい。  フランス本国にいる移民数は431万人。もたらす社会的軋轢は「人種差別」「宗教」「文化」と多岐にわたる。  この「実態」を読むと、文化的な一体性が強い日本社会において多数の「移民」を受け入れることは無理なのではないのかとの思いを持った。  それにしても、読みにくい本である。  文体によるのか、考察の組み立てのせいか、あるいは訳者の力量かもしれないが、スムースに読みにくいと感じた。

Posted by ブクログ

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