- 新品
- 書籍
- 書籍
自我の記号論 叢書・ウニベルシタス645
5,280円
獲得ポイント48P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 1999/07/30 |
JAN | 9784588006456 |
- 書籍
- 書籍
自我の記号論
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
自我の記号論
¥5,280
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
Fri, 31 Jul 2009 冒頭の,如何に「自我」の定位が民主主義国家において重要かという議論は面白かった. しかし,哲学的かつ学際的なところがあり,まだ,馴れているパースやミード, 他には人工知能,サイバネティクスとかの話だとついていけるのだが, デュルケムとかハー...
Fri, 31 Jul 2009 冒頭の,如何に「自我」の定位が民主主義国家において重要かという議論は面白かった. しかし,哲学的かつ学際的なところがあり,まだ,馴れているパースやミード, 他には人工知能,サイバネティクスとかの話だとついていけるのだが, デュルケムとかハーバーマス, ドイツ観念論(???)がどうこうと,ガッツリ哲学の話になってくると分からなかった. 自我というのは,自分の自意識のコトとは少し違って, 人の価値とか,人の責任をどう位置づけるかということか・・・ 上手く言えないなぁ. この自我の概念があって,初めて個人主義とか集合主義的な社会が生まれたりする.それぞれ,「自我」というものがどういうものかという認識に基づいているのだ. 現代社会でも勝手な「自由意思」を前提として個人の人格や責任を考えたりするが,それもある種仮想的存在. その基礎をどのような哲学的バックボーンの上で皆が捉えるかというコトが,究極的に社会を支える. そういう話としては,興味深かった. しかし,正味 難しかった. もう少し簡単な言葉でエッセンスを教えて欲しかったが,そのあたりは,自らの不勉強を恥じよう. ちなみにAIへの批判の中で「AIはもっと一人称視点を大切にすべきだろう」と指摘していた. さすが,記号論者, 私も同感. というか,私自信は徹底して一人称視点を大切にしている. ちなみに,この本, 元ボスS教授が昨年度のSICE annual conferenceの予稿で参考文献に引いてたから,読んでみたんだが・・・・.関わりが今ひとつ見えなかったな・・・.
Posted by