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海の上のピアニスト
1,320円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 1999/11/15 |
| JAN | 9784560046708 |
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海の上のピアニスト
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海の上のピアニスト
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
船の上という限られた空間で、ピアノを演奏する主人公。 ノヴェチェントは何を見ていたのだろうか。陸から海をみようと船を降りようとするも、三段目で足が止まったノヴェチェント。仮に陸へ降りれたとしても、彼は陸でピアノを弾けたのだろうか? 私自身、未知の世界に飛び込もうとすると、同じ...
船の上という限られた空間で、ピアノを演奏する主人公。 ノヴェチェントは何を見ていたのだろうか。陸から海をみようと船を降りようとするも、三段目で足が止まったノヴェチェント。仮に陸へ降りれたとしても、彼は陸でピアノを弾けたのだろうか? 私自身、未知の世界に飛び込もうとすると、同じように足が竦むかもしれない。 映画もあるようだが、映画で表現されているものも観た上で、あらためて読むと違った世界があるかもしれない。
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映画『海の上のピアニスト』(Giuseppe Tornatore, 1998)の原案小説。映画版での主人公は発見された年号から「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」と命名されるが、本作ではイタリア語で“900”を表す「ノヴェチェント」。 一人芝居の脚本という形で描かれる、...
映画『海の上のピアニスト』(Giuseppe Tornatore, 1998)の原案小説。映画版での主人公は発見された年号から「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」と命名されるが、本作ではイタリア語で“900”を表す「ノヴェチェント」。 一人芝居の脚本という形で描かれる、天才ピアニスト ダニー・ブードマン・T・D・レモン・ノヴェチェントの数奇な生涯。いきなり始まり、とてもありえないような出来事が次々と起こり、なんとなく終わってしまう本作の摑み所の無さは、まさにノヴェチェントそのもの。彼が船から降りなかった理由は分かるような、分からないような。 「道ひとつとったって、何百万もある。きみたち陸の人間は、どうやって正しい道を見分けられるんだい」 無限にある時・場所・人の組み合わせの中で“普通に”暮らせること。——これは、実はとてつもなくすごいことなのかもしれない。 「大時化の晩にストッパーを外してピアノ演奏」は映画オリジナルだと思っていたが、本作にもあるエピソードだった。反対に、彼が映画内で一度は下船を決意するきっかけでもある「とある女性への一目惚れ」は無し。 一人芝居の脚本という形の本作は、イタリアでは実際に何度も一人芝居として上演されているとか。誰か日本でもやってくれ!
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何度も何度も読み返したくなる作品。 戯曲として書かれたもので、実際イタリアではなんども舞台で上演され、アメリカでも映画化されているらしい。 生まれてから死ぬまで汽船ヴァージニアン号…つまり海の上で過ごした伝説のピアニスト・ノヴェチェントの生涯を、その親友のトランペット吹きが語っ...
何度も何度も読み返したくなる作品。 戯曲として書かれたもので、実際イタリアではなんども舞台で上演され、アメリカでも映画化されているらしい。 生まれてから死ぬまで汽船ヴァージニアン号…つまり海の上で過ごした伝説のピアニスト・ノヴェチェントの生涯を、その親友のトランペット吹きが語っていくという一人芝居の形式。 戯曲だけあって、ついつい途中声に出して読みたくなり、読んでしまった。そしてとても面白い。戯曲は読み慣れていないが一気読みだった。舞台でも見てみたい。 ノヴェチェントの意味は九百。名付け親の船乗り老・ダニー・ブードマンによると、千九百年にあやかったとのことだ。(そのため映画ではナインティーンハンドレッドと呼ばれているとのこと。未視聴です。) 詳細は控えるが、ノヴェチェントの名前にしても、物語にある数々の逸話にしても、ノヴェチェントの最後にしても、何かと心惹かれる、読み応えも深みもある物語だ。 そういえばノヴェチェントが一生を過ごしたヴァージニアン号(処女号)といい、途中ノヴェチェントのピアノの腕前の噂を聞いて勝負にやってくる男が"ジャズの創始者"を名乗っていたりするなど、「始まり」や「原点」といった意味合いの言葉がいくらか出てきたと思うのだが、何か作者には意図があったのだろうか。ちょっと気になる。(他にも気になるところはたくさんあるが) 何度も読まないと理解しきれた気がしない。 けれど一読しただけでも、ノヴェチェントのことが愛おしくなる。最後はもう、もう……… 私は時に超越した存在のようで人間らしくなく、それでいて人間らしいノヴェチェントのことが大好きだ。 個人的に最後はとてもかっこいいと感じた。 とても素晴らしい作品だと思った。読めてよかった。
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