商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 飛鳥新社 |
発売年月日 | 1999/09/09 |
JAN | 9784870313774 |
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
p.178 「現代的」であるというとこは、必ずしも今までとは「違う」ということではない。 新規性や日常から外れた刺激を追い求める意外にも、豊かさは身近に転がっていると気づかせてくれる。 過去の情報を別の切り口で見せるだけでも、十分魅力的なストーリーをもつ。 原著では第二部があ...
p.178 「現代的」であるというとこは、必ずしも今までとは「違う」ということではない。 新規性や日常から外れた刺激を追い求める意外にも、豊かさは身近に転がっていると気づかせてくれる。 過去の情報を別の切り口で見せるだけでも、十分魅力的なストーリーをもつ。 原著では第二部があるそうで、黄金分割やパスカルの三角形なども
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シグマ・コードを題材にした数学の本。 数学とは言っても、せいぜい四則演算くらいしか出てこないので、前半部なら小学生レベル、やや難度が上がる後半でも中学生レベルの知識で十分理解できる。 シグマ・コードとはある整数の各桁を足しあわせ、結果に対しても同じ処理を繰り返し、最終的に1か...
シグマ・コードを題材にした数学の本。 数学とは言っても、せいぜい四則演算くらいしか出てこないので、前半部なら小学生レベル、やや難度が上がる後半でも中学生レベルの知識で十分理解できる。 シグマ・コードとはある整数の各桁を足しあわせ、結果に対しても同じ処理を繰り返し、最終的に1から9までの数に変換する演算のこと。 例えば456のシグマ・コードは、各桁を足して4+5+6=14、さらに1+4=5となるので Σ456=Σ14=5となる。 このシグマ・コードには色々面白い性質があり、それを解き明かしていくのがこの本の主題だ。 このシグマ・コード、世の中で広く知られているものかと思って、Wikipediaを検索してみても何も出てこない。英語版でも同じ。Googleで日本語、英語で検索しても、ヒットするのはこの本の紹介記事だけだった。ということは、シグマ・コードは著者が考えだしたものだろうか? 他の人が誰もシグマ・コードを扱っていないところを見ると、数学的には面白くない素材なのだろうか。 なお、シグマ・コードは掛け算の検算に使えると紹介されていたが、間違いを1/9の確率で見落とすのであまり使えなさそう。
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Σ(シグマ)・コードによって、あらゆる数字が一桁の数字に変換される。 たとえば、Σ123=1+2+3=6という風に。使うのは四則計算だけの、いたってシンプルなルール。 ところが、こうした数の遊びは、思いがけない秩序を生み出す。 9という数字がもつ魔術的な力を解き明かし、それを美しい図形として結晶化させていく過程は正に圧巻である。 構造家セシル・バルモンド独特の思考法を知ることができる。名著。
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