商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社/ |
発売年月日 | 1999/05/25 |
JAN | 9784575233711 |
- 書籍
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ピリオド
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商品レビュー
3.3
14件のお客様レビュー
購入済み。 2024.08.17.読了 乃南アサは大好きな作家さんなのでほとんど逃さず読んできたつもりだったが、本作はノーマークだった。 もしや既読作品か?と思いながら購入したが、初見だった。1999年刊行。古さは全く感じない。 とてもおもしろかった。人は人生の中でいくつものピ...
購入済み。 2024.08.17.読了 乃南アサは大好きな作家さんなのでほとんど逃さず読んできたつもりだったが、本作はノーマークだった。 もしや既読作品か?と思いながら購入したが、初見だった。1999年刊行。古さは全く感じない。 とてもおもしろかった。人は人生の中でいくつものピリオドを打ちながら前に進んでゆく。先に進むしかないから振り返りたくなる。肉親、友人、愛人、故郷、仕事、人の生き死に、犯罪、いろいろな要素をはらんだストーリーにいつのまにか呑み込まれてあっという間に読了。 パリ五輪、高校野球、読書、と忙しい日々の中で 。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フリーのカメラマン宇津木葉子、バツイチ、40歳の独身。兄の子供に振り回され、不倫相手である杉浦の妻が殺されて…。葉子の日々の様々なことにピリオドを打たされたり、打ったりしながら過ごす人生心情を非常に丁寧に淡々と描くミステリではない作品、主人公自身がファインダーから日々の日常をのぞきみるような……生活の中で起こる事件と、その事件により様々に変化していく心情を淡々と追った物語。。 紹介文より・・・ どこかに帰りたいと思う気分、帰りたいと望む心を描いてみたかった。 多くの人の人生には、とりたてて何が起こるというわけではないと思う。それでも、かけがえのないときは流れ、人は自分の人生にいくつかのピリオドを打ちながら進んでいく。進むしかないからこそ、振り返りたくなるのだと思う。ちょうど雪原をさまよいながら、時折、振り返って自分の足跡を眺めるように。(乃南アサ)
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なんの知識もないまま、なんとなく手に取ってみた。 出だしから、ちょっとサスペンスタッチな本なのかと思ったけど、 実はそうでは無かった。。。 死が1つのピリオドになってる。 主人公の人生の中に。登場人物たちの中に。 家族は1つなようで、やっぱりそれぞれが思い悩み、 何...
なんの知識もないまま、なんとなく手に取ってみた。 出だしから、ちょっとサスペンスタッチな本なのかと思ったけど、 実はそうでは無かった。。。 死が1つのピリオドになってる。 主人公の人生の中に。登場人物たちの中に。 家族は1つなようで、やっぱりそれぞれが思い悩み、 何かから逃げ出そうと必死なのだ。新しい世界に行きたいと必死なのだ。 リアルな感情が身につまされました。
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