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血脈の火 流転の海 第三部 新潮文庫
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血脈の火 流転の海 第三部 新潮文庫

宮本輝(著者)

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血脈の火 流転の海 第三部 新潮文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1999/09/29
JAN 9784101307527

血脈の火

¥935

商品レビュー

4.2

45件のお客様レビュー

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2010/05/28

再び大阪に戻った熊吾…

再び大阪に戻った熊吾一家。「人生、とんでもないことが起こりよる」という熊吾の言葉どおり、いろんな事件が起こり、どんどん面白くなっていきます。これも、「血のなせるわざ」かと思えるぐらい、伸仁の存在感がぐっと強まります。中国人を父にもつ麻衣子ややくざの子として生まれた正澄など、「親か...

再び大阪に戻った熊吾一家。「人生、とんでもないことが起こりよる」という熊吾の言葉どおり、いろんな事件が起こり、どんどん面白くなっていきます。これも、「血のなせるわざ」かと思えるぐらい、伸仁の存在感がぐっと強まります。中国人を父にもつ麻衣子ややくざの子として生まれた正澄など、「親から子へと受け継がれる血」を持って、どのように成長していくのかにも興味が尽きません。

文庫OFF

2026/01/10

宮本輝の流転の海シリーズの第三部。 戦後の復興期の昭和20年代の大阪。愛媛の田舎を離れ事業を起こそうとする中年男性家族のフィクション。全てが順調な人などおらず、何かしらの負い目、十字架を背負っている登場人物たちが織りなす含蓄ある台詞の数々。 「人間というのは、つまるところ、矛盾だ...

宮本輝の流転の海シリーズの第三部。 戦後の復興期の昭和20年代の大阪。愛媛の田舎を離れ事業を起こそうとする中年男性家族のフィクション。全てが順調な人などおらず、何かしらの負い目、十字架を背負っている登場人物たちが織りなす含蓄ある台詞の数々。 「人間というのは、つまるところ、矛盾だらけの奇っ怪な心にひきずり廻されるものなのだ」 「人間、転げ落ちだしたら、あっとういまや。俺らは、そんなやつらを食い物にする稼業なんや」 「俺は物事をいつでめ中途で投げ出すという性癖ぎある(中略)子供が、おもちゃに飽きるように、積み上げてきた積み木を崩して、別の物へと走って行く…」皆が貧しかった時代ながらも何とか前を向いて生きようとするエネルギーを節々に感じる物語。

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2025/11/13

雀荘、消防ホースの修繕、プロパンガス、きんつば屋など、次々と商売を行う松坂熊吾。台風で大損害を被る不運もあるが、すべて長続きせず、うまくいかない。自らも糖尿病の宣告を受ける。 小学生伸仁は、その筋の人と付き合ったり、かけ麻雀をしたりして、現代では考えられない子ども時代を過ごしてい...

雀荘、消防ホースの修繕、プロパンガス、きんつば屋など、次々と商売を行う松坂熊吾。台風で大損害を被る不運もあるが、すべて長続きせず、うまくいかない。自らも糖尿病の宣告を受ける。 小学生伸仁は、その筋の人と付き合ったり、かけ麻雀をしたりして、現代では考えられない子ども時代を過ごしている。 破天荒な熊吾だが、なぜか憎めない。慈愛に満ちているからだろうか。哲学とは何か?自分だったら人を幸福にするにはどうしたらいいか考える学問だと熊吾は言う。情愛深い熊吾らしい。 途中でやめられない長編小説だ。 伸仁がどう成長していくのか楽しみだ。

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