商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 1999/11/25 |
JAN | 9784622041139 |
- 書籍
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心的外傷と回復 増補版
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心的外傷と回復 増補版
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
とても読み応えがありました。 精神科病院に出入りをしたのは、母が認知症を発症した時が初めてでした。 いよいよになって、心療内科にかかってから精神科病院への入院の運びになったのですが。それ以降も母の疾病に対しての関与だけでいて、精神科界隈にはあまり興味を持つことはありませんでした...
とても読み応えがありました。 精神科病院に出入りをしたのは、母が認知症を発症した時が初めてでした。 いよいよになって、心療内科にかかってから精神科病院への入院の運びになったのですが。それ以降も母の疾病に対しての関与だけでいて、精神科界隈にはあまり興味を持つことはありませんでした。 今回この書籍を手に取った理由は、(たかだかひと月前程度なのに)まったく思い出せず。おそらく何らかの情報が目について、わりと軽い気持ちで図書館で借りたのだと思います。 かなり濃いめの内容でページ数もなかなかのモノではありましたが。 内側から発する疾病だけではなく、外傷原因からくる症状が、いかに世の中には溢れ、また大っぴらに出来ずに隠されているか。 被害者、加害者、傍観者、救済者、支援者、治療者。 (治療者には専門知識と訓練と胆力が要りますので、まず無いけども)どの立場にも、自分が家族が友人が、なりうる可能性があるのだな、と、いろいろな思いに揺さぶられながら複雑な気持ちになりながら読了しました。
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メモ→ https://twitter.com/nobushiromasaki/status/1624313456173387777?s=46&t=HYgec9Xgvp8wFQmaFIX63w
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目次 謝辞 序 第一部 心的外傷障害 第1章 歴史は心的外傷をくり返し忘れてきた ヒステリー研究の英雄時代 戦争(外傷)神経症 性戦争の戦闘神経症 第2章 恐怖 過覚醒 侵入 狭窄 外傷の弁証法 第3章 離断 損われた自己 易傷性と復元性 社会的支援の効果 社会の役割 ...
目次 謝辞 序 第一部 心的外傷障害 第1章 歴史は心的外傷をくり返し忘れてきた ヒステリー研究の英雄時代 戦争(外傷)神経症 性戦争の戦闘神経症 第2章 恐怖 過覚醒 侵入 狭窄 外傷の弁証法 第3章 離断 損われた自己 易傷性と復元性 社会的支援の効果 社会の役割 第4章 監禁状態 心理学的支配 全面降伏 慢性外傷症候群 第5章 児童虐待 虐待的環境とは ダブルシンク 二重の自己(ダブル・セルフ) 身体への攻撃 子どもが成人すると 第6章 新しい診断名を提案する 誤ったレッテル貼りとなる診断 新概念が必要となった 精神科患者としての被害経験者 第二部 回復の諸段階 第7章 治癒的関係とは 外傷性転移 外傷性逆転移 治療契約 治療者へのサポート・システム 第8章 安全 問題に名を与える 自己統御の回復 安全な環境を創る 第一段階を完了するには 第9章 想起と服喪追悼 ストーリーを再構成する 外傷性記憶を変貌させる 外傷性喪失を服喪追悼する 第10章 再結合 たたかうことを学ぶ 自分自身と和解する 他者と再結合する 生存者使命を発見する 外傷を解消させる 第11章 共世界 安全のためのグループ 想起と服喪追悼のためのグループ 再結合のためのグループ 付 外傷の弁証法は続いている 解説 小西聖子 訳語ノート 訳者あとがき 原注 人名索引 事項索引
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