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白薔薇と鎖 ハヤカワ・ミステリ
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白薔薇と鎖 ハヤカワ・ミステリ

ポール・ドハティー(著者), 和爾桃子(訳者)

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白薔薇と鎖 ハヤカワ・ミステリ

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2006/03/10
JAN 9784150017859

白薔薇と鎖

¥1,430

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2016/06/11

15世紀ロンドンで起きたロンドン塔の殺人事件。90歳を超えてなお怪気炎をあげるシャーロット翁が若かりし日の活躍を語る。 とにかく語りが面白い、ミステリとしても複雑さや怪しさ加減も程よく、暗号やら陰謀やら盛りだくさん。 多作な作家のようですが、あまり日本語訳が出てないのがもったいな...

15世紀ロンドンで起きたロンドン塔の殺人事件。90歳を超えてなお怪気炎をあげるシャーロット翁が若かりし日の活躍を語る。 とにかく語りが面白い、ミステリとしても複雑さや怪しさ加減も程よく、暗号やら陰謀やら盛りだくさん。 多作な作家のようですが、あまり日本語訳が出てないのがもったいないです。 もっと読みたい。

Posted by ブクログ

2012/10/27

時は16世紀。ロンドン塔で起こった密室殺人事件に枢機卿の甥とその侍従・シャロットが挑む。 齢九十のシャロットの回顧譚と言う体で物語は進む。 この爺さんがクセがあって馴染むまで一苦労した。 元不良という触れ込みだけあって、物語のそこここで女は騙すは、盗みはするは、挙げ句の果てに放...

時は16世紀。ロンドン塔で起こった密室殺人事件に枢機卿の甥とその侍従・シャロットが挑む。 齢九十のシャロットの回顧譚と言う体で物語は進む。 この爺さんがクセがあって馴染むまで一苦労した。 元不良という触れ込みだけあって、物語のそこここで女は騙すは、盗みはするは、挙げ句の果てに放火までしてしまうという…。 しかもそれを悪びれる風もなしなので、時代とはいえ、この主人公をどう扱っていいのか困惑してしまう。 物語自体は往時のロンドンやパリの様子が匂い立つように描かれていて、雰囲気はバッチリ。 ただ暗号の文言で最後まで謎とされていた部分が一番最初に分かってしまってちょっと拍子抜け。これは女性なら誰でも分かってしまうんじゃないだろうか。 ラストにくるもう一捻りも想像の範囲内。面白かったけど。 謎解きの段階になってようやく語り手のシャロットに馴染んできたので、次があれば最初から楽しめるかも。

Posted by ブクログ

2006/08/01

ヘンリー8世の時代、小悪党のロジャーとおっとりして品の良い主人ベンジャミンの凸凹コンビの珍道中を描いた歴史ミステリ。 ベンジャミンは有名な枢機卿ウルジーの甥で、色々な任務を与えられますがロジャーのちょっかいが原因で変な方向へ行きがち〜 ベンジャミンが話を聞き出すよう命じられていた...

ヘンリー8世の時代、小悪党のロジャーとおっとりして品の良い主人ベンジャミンの凸凹コンビの珍道中を描いた歴史ミステリ。 ベンジャミンは有名な枢機卿ウルジーの甥で、色々な任務を与えられますがロジャーのちょっかいが原因で変な方向へ行きがち〜 ベンジャミンが話を聞き出すよう命じられていた証人が、謎の詩を残してロンドン塔の密室で殺されます。当時のロンドン塔はまだ牢獄ではなく宮殿の一つ。事件の影にはスコットランド王位を巡る陰謀が…!? ロジャー爺さんの回想という形で、ほら混じりに威勢良く喋る口調で書かれています。 ドハティはもと歴史教師の校長先生で既に50冊近い著作がある作家。こんな先生なら面白い授業だったでしょうね〜。

Posted by ブクログ

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