商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/ |
発売年月日 | 2006/03/06 |
JAN | 9784022501707 |
- 書籍
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今夜は心だけ抱いて
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今夜は心だけ抱いて
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商品レビュー
3.3
29件のお客様レビュー
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帯に「恋愛小説」って書いてあるけど、違う! 正直、柊子側の年齢の自分の感想は、怖い、でした。ネタバレになるけど、構成は「秘密」ですよね。 さて、ストーリー。 翻訳家の柊子に、12年前別れた元夫から連絡が来た。娘の美羽を預かって欲しいと。自分を捨てて出て行った母を美羽は許していない。再開した日、柊子と美羽は乗ったエレベーターで事故に遭い、2人の意識が入れ替わってしまう。一緒に暮らしながら、お互いの人生を入れ替わっていく2人。恋愛関係を巻き込みながら。美羽は、47歳になった自分を受け入れてそのまま生きていく覚悟を決める。美羽は柊子として50歳の深尾と、柊子は17歳の人生をロンドンで。 覚悟を決めた直後、再び事故に遭い、意識の入れ替わりは起こらなかったものの、美羽が記憶を失った。それならば、17歳からの30年分の記憶や知識がなくても不自然がないからと、自分を納得させてロンドンへ行く柊子。見送る美羽。「さようなら、おかあさん」 うーん、書いててやっぱりこれはご都合主義だなぁ。いくら生きててしんどいっていっても、30年分人生放棄する達観はできるもんじゃない。寿命がそれだけ縮まってるんだぜ?最後は、戻してあげたったな。娘から30年奪って生きたいとも思えなくない?おそらく先に死んじゃうんだよ?耐えれる? そんな訳で、すごく怖いなーと思った話でした。 あ、透くんを遊園地で抱きしめる話は、泣けるほど好きでした。
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いい話だった。 美羽が、恋をしたり、透君との恋を終わらせたり、している様子が愛しく感じられた。 きっと、二人の母娘にとって、こんな風になって良かったと死ぬ間際に思えるんじゃないかな。
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【あらすじ】 47歳の経験と知恵があって、身体が17歳だったとしたら。あの頃、躊躇してできなかったこと、悔いの残ったことを、もう一度やり直せるとしたら。バツイチの柊子と、幼い頃に手放した娘の美羽の身体が、ある日、入れ替わった。久しぶりの学校の試験に四苦八苦しながらも若さを楽しむ柊子。一方いきなり30歳も身体だけが歳をとってしまった美羽は……。母と娘、女と女として向き合うふたりの運命は? 【感想】
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