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今夜は心だけ抱いて の商品レビュー

3.3

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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    19

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2021/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯に「恋愛小説」って書いてあるけど、違う! 正直、柊子側の年齢の自分の感想は、怖い、でした。ネタバレになるけど、構成は「秘密」ですよね。 さて、ストーリー。 翻訳家の柊子に、12年前別れた元夫から連絡が来た。娘の美羽を預かって欲しいと。自分を捨てて出て行った母を美羽は許していない。再開した日、柊子と美羽は乗ったエレベーターで事故に遭い、2人の意識が入れ替わってしまう。一緒に暮らしながら、お互いの人生を入れ替わっていく2人。恋愛関係を巻き込みながら。美羽は、47歳になった自分を受け入れてそのまま生きていく覚悟を決める。美羽は柊子として50歳の深尾と、柊子は17歳の人生をロンドンで。 覚悟を決めた直後、再び事故に遭い、意識の入れ替わりは起こらなかったものの、美羽が記憶を失った。それならば、17歳からの30年分の記憶や知識がなくても不自然がないからと、自分を納得させてロンドンへ行く柊子。見送る美羽。「さようなら、おかあさん」 うーん、書いててやっぱりこれはご都合主義だなぁ。いくら生きててしんどいっていっても、30年分人生放棄する達観はできるもんじゃない。寿命がそれだけ縮まってるんだぜ?最後は、戻してあげたったな。娘から30年奪って生きたいとも思えなくない?おそらく先に死んじゃうんだよ?耐えれる? そんな訳で、すごく怖いなーと思った話でした。 あ、透くんを遊園地で抱きしめる話は、泣けるほど好きでした。

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2019/02/04

いい話だった。 美羽が、恋をしたり、透君との恋を終わらせたり、している様子が愛しく感じられた。 きっと、二人の母娘にとって、こんな風になって良かったと死ぬ間際に思えるんじゃないかな。

Posted byブクログ

2017/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 47歳の経験と知恵があって、身体が17歳だったとしたら。あの頃、躊躇してできなかったこと、悔いの残ったことを、もう一度やり直せるとしたら。バツイチの柊子と、幼い頃に手放した娘の美羽の身体が、ある日、入れ替わった。久しぶりの学校の試験に四苦八苦しながらも若さを楽しむ柊子。一方いきなり30歳も身体だけが歳をとってしまった美羽は……。母と娘、女と女として向き合うふたりの運命は? 【感想】

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2017/01/03

 翻訳の仕事をしている浅生柊子(あそうしゅうこ)は12年前に離婚し、一人娘の美羽とは全く交流がなかった。しかし元夫の亮介から電話があり、ロンドンへ赴任が決まったので高校卒業までの間、美羽を預かってくれないかと言われる。久しぶりに会った美羽にはやはり拒否されたが、日本に残りたい理由...

 翻訳の仕事をしている浅生柊子(あそうしゅうこ)は12年前に離婚し、一人娘の美羽とは全く交流がなかった。しかし元夫の亮介から電話があり、ロンドンへ赴任が決まったので高校卒業までの間、美羽を預かってくれないかと言われる。久しぶりに会った美羽にはやはり拒否されたが、日本に残りたい理由があった美羽はしぶしぶ柊子と暮らすことを了承。しかしそんな中、2人が乗ったエレベーターが落下し、病院で目覚めた時、なんと2人の身体は入れ替わっていた。  シチュエーションはそれこそどこにでもある入れ替わりもの。17歳と45歳の心と身体が入れ替わり、それぞれ好みが変わったり、“かっこいい”と感じていた男が“可愛い”に変わったり。ずっと身勝手な事情で捨てられたと思っていたのが実は違ったことを知り、2人のお互いへの想いが変わったり。ありがちな話ではあるが、不思議と退屈な感じではない。結末、きっと元の身体に戻るのだろうと思っていたので、ちょっと意外だった。しかしこのまま元に戻らないことを、あまりにもあっさり受け入れすぎかなぁという感じは残る。

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2014/04/20

NHK-BSでドラマ化されてて、粗筋的にパスして見てないんだけど、原作はちょっと読んでみようと読んでみた。 なるほど、悪くはないけど、やっぱこの母娘の関係は小説なら適当に流し読みできるのでいいけど、ドラマでは見たくないわ。 女性目線でした。

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2013/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は洋物?と思いました。 主人公の仕事で翻訳している文章が出ているという設定。 作家ならではの、本を作る登場人物は現実味がある。 出版社を畳む話など。 長年、別離していた親娘が、人格が入れ替わるという話。 もっと直線的に、相手を理解できるようになると思いきや、 唯川恵らしい、へそ曲がりの一歩手前的な何かが面白い。 解説の温水ゆかりが書いていたが、 結末は、唯川恵らしく、余韻を残し、文学作品らしい、途切れ方だったと思います。 単純なお芝居を読みたい人には納得感がないかも。

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2012/12/13

テーマ自体はいいと思って手にとって読んでみました。淡々と読めるし、どんな結末かと気になるので一気読みしましたが…いろいろ気になる点がありました。 結末はちょっと泣けたけど、納得いかないとこがやっぱりあって…。もう一回読もうとは思わないけど、読まなきゃ良かったとは思わない感じでした...

テーマ自体はいいと思って手にとって読んでみました。淡々と読めるし、どんな結末かと気になるので一気読みしましたが…いろいろ気になる点がありました。 結末はちょっと泣けたけど、納得いかないとこがやっぱりあって…。もう一回読もうとは思わないけど、読まなきゃ良かったとは思わない感じでした。

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2012/10/29

ある事故をきっかけに母娘の中身が入れ替わるというお話し。東野圭吾とおなじようなものか?と読みすすめましたが、結果は全然違ってドロドロしていました。

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2012/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ありがちなストーリーをお得意の女性目線で面白く書いてるとは思うけど、オチは東野圭吾、秘密とそっくりすぎやない?やや安易に感じます。

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2012/09/18

設定自体は あちがちで、 タイトルにひかれて 借りたけど、 こんな話?と 最初は ちょっと ガッカリしたのだけど、 読み進めるうちに だんだん 面白くなってきた。 そうくるか~という オチでした。

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