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モノになる動物のからだ 骨・血・筋・臓器の利用史
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モノになる動物のからだ 骨・血・筋・臓器の利用史

中島久恵(著者)

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モノになる動物のからだ 骨・血・筋・臓器の利用史

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 批評社/
発売年月日 2005/11/10
JAN 9784826504089

モノになる動物のからだ

¥2,640

商品レビュー

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2014/01/25

タイトルがストレートである。今は、工場で加工された肉を食べる、という対象になるばかりの動物の体を、部位ごとにどのように使われてきたかを綴る本。 骨、血液、筋、臓器など。よく、「鯨は捨てるところがない」なんていうけれど、鯨だけでなく、他の動物もいろいろなことに転用されてきた。ところ...

タイトルがストレートである。今は、工場で加工された肉を食べる、という対象になるばかりの動物の体を、部位ごとにどのように使われてきたかを綴る本。 骨、血液、筋、臓器など。よく、「鯨は捨てるところがない」なんていうけれど、鯨だけでなく、他の動物もいろいろなことに転用されてきた。ところが、代用品がいろいろ発明されてくると、肉だけ食えればいいや、という要求が強まってきて、牛のからだの残りを牛に食べさせるようなことからBSEが起きた。動物を殺して食べれば、残りの部分が必ずでる。その血はどこに行ってるのか? 日本では、家畜の自家屠殺がそもそもあまりなかったので、獣血を使う風習がもともと根付いていない。もったいない、なんていうのは簡単だけど、血ひとつみても、大変興味深い話ばかり。

Posted by ブクログ

2007/02/18

「こりゃ、モノになるぜ!」ではなく、牛の骨の炭は砂糖の精糖に使いました、ウサギの膀胱は化粧瓶の封に使いました、豚の膀胱は氷嚢に使いました、牛の脳は皮のなめしに使いました、どれも臭かったです、そういうお話。たいていの職人が昭和末期に絶滅していることが示される。

Posted by ブクログ

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